独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

English
目的別

第21回 校長 三谷知世

宇部高専同窓生 各位

宇部工業高等専門学校
校長 三谷知世

 

 同窓生の皆さん、こんにちは。同窓生の皆さんのご活躍は、在校生、教職員にとって大変嬉しく、誇らしいものです。既にご存知の方もおられると思いますが、機械工学科第7期生(昭和48年卒)の伊藤好生さんは、昨年6月パナソニック株式会社の副社長に就任されました。誠に喜ばしく、多くの同窓生の皆さんにも知って頂きたいニュースです。

高専教育の海外展開

 以前、このコラムでもご紹介しました、高専教育の海外展開についてその続報をお伝えします。高専教育の導入の要請が諸外国から続いており、国立高専機構は一昨年度から重点3か国としてベトナム、タイ、モンゴルを指定しました。特に、ベトナムについては、本校教授の中野陽一先生が平成28年5月より平成30年4月までの2年間、国際協力機構 (JICA)の専門家としてベトナム現地に派遣されて、複数の工業短期大学や工業大学に高専教育の考え方やノウハウを伝えてきました。その甲斐あって、かの学校では先生方の意識が変わり、見違えるほどの教育体制になりました。JICAの支援は平成29年度で終了するため、外部専門家による審査を受けましたが、極めて高い評価を頂きました。

宇部高専がベトナム支援の幹事校に

 JICAのベトナム支援プロジェクトの後を受けて、国立高専機構がベトナムの工業短期大学及び工業大学に高専教育を根付かせるためのプロジェクトを引き続き展開することになりました。その責任校となる幹事校を宇部高専が引き受けました。ベトナム支援の窓口として、函館高専、鶴岡高専、岐阜高専、徳山高専、有明高専と協力しながら、高専教育の導入を確実に実施していきます。

研修生の受け入れ

 昨年4月から本年2月までの10か月間、ベトナムのフックイエン工業短期大学の若手教員ビン先生が宇部高専に滞在し、高専教育のあらゆる面をつぶさに見学、体験して行かれました。多くの候補者の中から選ばれただけあって、大変誠実で勉強熱心な先生でした。流ちょうな英語を駆使して、学生実験の指導もしていただきました。ビン先生のお陰で、宇部高専とフックイエン工業短期大学との間に強い絆が生まれました。ビン先生は、宇部高専で学んだことをベトナムの工業短期大学や工業大学に還元してくれるものと思います。

宇部高専は国際化を目指しています

 すでに、他の先生方のコラムでもお分かりのように、宇部高専は平成31年度から年間100人の学生を海外に短期留学(1か月以上)させるとともに、海外から50人を招き、様々な教育活動を展開していきます。平成29年度は約90名が海外に研修に出ました。ベトナムの大学への高専教育の導入は、国際関係活動のもう一つの柱です。これらの活動を通じて、宇部高専は真に国際化した教育機関を目指します。

このページを印刷する

ページ上部へ