独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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第27回  副校長 日高良和

宇部高専同窓生の皆様へ

宇部工業高等専門学校
副校長 日高良和

 

平成という元号(年号ともいいます)がつく最後の12月を迎えました。1989年1月8日から始まった平成の元号は、2019年4月30日まで使われますから、来年度の新入生は平成の元号を記載された入学証書を手にします。私は、平成元年4月1日宇部高専に着任しましたから、私自身もひとつの節目を迎えたのかなぁと思います。

宇部高専は、昭和、平成、その次へと、3つの時代を過ごすことになります。これは、卒業生の皆さんと在校生が途切れることなく宇部高専に存在した結果です。途切れることは無いだろうと普通は考えますが、少子高齢化の日本においては、2040年には18歳人口が3割以上減少すると言われていますから、日本の教育制度も大きく変わるかもしれません。そのときに、高専は、宇部高専はどのような選択をして、どのようになっているのか、、、

一方で、社会、経済、文化のグローバル化が進展し、世界中の学生が様々な選択肢を視野に、国境を越えて選択している状況もあり、文部科学省は、我が国の優れた高等教育を海外へ広めて、現地で日本の高等教育へアクセスできる機会を作ろうとしています。特に、高等教育における技術者教育は注目を浴びていますから、当然、高専にも声がかかります。

そのため、国立高専機構は、「海外展開事業」として、モンゴル(幹事校:都城高専)、タイ(幹事校:長野高専)、そして宇部高専が幹事校のベトナムに高専教育制度の普及活動を行っています。ベトナムでは、商工短期大学(ハノイ市)、フエ工業短大(フエ市)、そしてカオタン技術短大(ホーチミン市)を主要支援対象校として活動を行っています。
2018年7月3日にKOSENフォーラムがハノイ市で開催され、ベトナムで開始される海外展開事業のお披露目がなされました。また、同日に高専で学んだベトナム留学生の同窓会発足式も開かれ、本校の地域振興協力会である宇部高専T&B会長の小玉明典氏(機械工学科第9期卒業)が挨拶をされ、留学生のみなさんにも高専スピリッツが叩き込まれているとおっしゃっていました。

時代の変化に合わせて、高専の活動も変化をしてきました。このような変化に対応できるのも、卒業生と在校生のみなさんの活躍の賜物だと感謝しています。新しい元号になっても、高専が連綿と続く技術者教育に特化した高等教育機関として活動できるよう、卒業生のみなさんのご支援をよろしくお願い致します。

変化と言えば、来春3月に本校を定年退職される先生は、機械工学科の冨永 彰先生、吉田政司先生、そして経営情報学科の内田保雄先生です。
また、第10代校長の三谷知世氏も任期満了をお迎えになります。

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