独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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第4回  教務主事 久保田良輔

宇部高専同窓生の皆様へ

宇部工業高等専門学校
教務主事 久保田良輔

 

同窓生の皆様、こんにちは。平成28年度から教務主事に就任した久保田良輔(制御情報工学科)です。
ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、本校は来年度から4学期制と新たな学習形態(学修単位)を導入します。私からは、この2つについてお伝えしたいと思います。

導入の目的

本校は、近年の大きな社会変化だけでなく、社会や産業構造の変革に応える学生を養成するため、学生自身の主体的な学びを促し、グローバル社会で活躍できる“創造力と実践力を併せ持つ人間性豊かな中核技術者”を育成するとともに、地域のニーズや動向を踏まえた“地域に役立つ宇部高専”にしたいと考えています。そのためには、主体的な学びの基礎となる能動的な学習(アクティブラーニング)や、実験・実習等を包含した課題解決型の学習(Problem/Project-based Learning: PBL)、長期に渡る学外学修(海外体験プログラムやインターンシップ)に取り組むことができる教育環境を作る必要があります。

4学期制

4学期制は、これらを効果的に実施するための工夫の1つで、その主な目的は、短期集中型学習による知識定着率の向上です。この制度を導入することで、学期の区分がこれまでの約16週間から約8週間となり、同時に学ぶ科目数を減らして、同じ科目を週に2回学ぶことになります。また、全ての科目を短期集中型で実施するわけではなく、その性質に応じて、これまでと同様に半期や通年に渡って学習する科目もあります。

学修単位

学修単位は、大学・専攻科と同様の学習形態で、これを本科4・5年生の一部の科目に導入します。その背景として、これまでの教育では学生にどのようにして知識や技術を修得させるかに主眼が置かれていたのに対して、これからの教育では学生自身がこれまでに修得した知識や技術をどのようにして活用させるかに主眼が置かれるようになったことが挙げられます。学生が、修得した知識や技術を積極的に活用していくためには、講義の内容について学生同士が深く学び合い、議論し、その成果をまとめ、整理する時間が必要です。高専の単位は、これらの時間を講義時間内に全て含んだ形での認定となるため、カリキュラムでの到達目標を達成するためには知識や技術の教授(教え込む教育)に重点を置かざるを得ませんでした。それに対して、大学や専攻科では、講義時間外に自学自習の時間を設け、その学習の成果も含んだ形での単位認定を行っています。この学修単位を本科にも導入することで、講義の時間を知識の教え込みだけに使うのではなく、学び合いや議論の時間などにも活用でき、学生自身が能動的に学ぶという学習形態を作ることが可能となります。

皆様も、帰省などの折には本校にぜひお立ち寄り頂き、近況などを教えて頂けると嬉しいです。

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