独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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令和3年度入学式式辞

shikiji20190403

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
春爛漫の今日の佳き日に、本科新入生211名、留学生3名、専攻科新入生28名、あわせて242名の皆さんを宇部工業高等専門学校にお迎えすることができました。皆さんを心より歓迎いたします。
また、別会場にてご覧いただいております保護者の皆様にも、心からのお慶びを申し上げます。新型コロナウイルスの影響により、規模を縮小しての開催といたしましたが、本日、入学式を挙行できましたことは、本校教職員にとりましても大きな喜びです。

高等専門学校は、5年一貫の実践教育により、高度な専門技術者を育成する高等教育機関です。宇部高専は国立高等専門学校の1期校の一つとして、今から59年前に創設され、これまでに9千名を超える卒業生を社会に送り出してきました。就職・進学先の企業や大学からの評価は非常に高く、多くの優れた卒業生が日本のみならず世界を舞台に活躍しています。新入生の皆さんも本校で勉学に勤しみ、先輩方に続いてください。教職員一同全力で皆さんを支援していきたいと思います。

新入生の皆さんは、これから始まる宇部高専での新しい生活への期待と不安に胸を膨らませ、本日の入学式を迎えていることと思います。
本校では、一般科目と専門科目を組み合わせた授業による知識の習得のみならず、実験・実習を重視した実践的な教育を受けることができます。学科や学年を跨いだグループワークや地域の具体的課題を学生同士で議論し解決していく科目もあります。本校のカリキュラムは、知識を実践に活用する力とともに、論理的な思考力と課題に真摯に向き合う姿勢を備えた技術者を育成するよう構成されています。

今年度は、ラオスから2名、マレーシアから1名の留学生が入学しました。宇部での生活を楽しみ、日本の文化に触れ、先生や学生、地域の人々と交流を深めてください。そして、将来は、日本との懸け橋となり、自国の発展に貢献できる技術者へと成長することを期待しています。
この3名を加え、本校では9名の留学生がともに学んでいます。また、本校では、海外の13の大学と国際交流協定を結び、年間約40名の短期留学生を受け入れているほか、毎年100名を超える日本人学生が短期留学を行い、海外での研修や研究活動に参加しています。
残念ながら昨年度は直接の交流は中止となりましたが、オンラインを活用した交流も始めています。国際交流は、外国語によるコミュニケーションの実践の場であると同時に、世界の異なる文化や宗教、価値観を互いに理解し自分自身を客観的に見つめなおす機会でもあります。1年生から参加できるプログラムもありますので、皆さんもぜひ挑戦してください。

そして、専攻科新入生28名の皆さん。本科を卒業した皆さんが、進学先として専攻科を選んでくれたことを嬉しく思います。専攻科では、高度な幅広い知識を習得し、研究活動に取り組むことになります。研究活動には、コミュニケーション力、論文作成能力、プレゼンテーション力が必要となります。専攻科の2年間を通して、学外研修、国際会議、学会発表などを経験し、これらの能力を磨いてください。担当教員と共に本校の研究活動を支え、本科の学生の目標となってくれることを期待しています。

新入生の皆さんが本校で過ごす期間は、長い人生の中の限られた期間に過ぎませんが、能力を伸ばし、精神的にも大きく成長する大切な時間です。皆さんが目標とする高度な専門技術者になるためには、専門分野の知識や技術を習得するだけではなく、幅広い教養を身に着けること、そして、協調性や社会性といった社会人になるための素養を備えることも必要です。
本校ではクラブ活動も活発です。クラスマッチと呼ぶ体育祭や高専祭などの行事、ロボコンを始めとする様々なコンテストもあります。これらの活動にも積極的に参加してください。多くの友人や先生と出会い、議論を重ね、将来の自分を思い描き、共に喜びや悲しみを分かち合う。これら様々な経験を経て、皆さんが優れた人間性を持つ社会人へと成長してくれることを願っています。そのために本校教職員は、全力で皆さんと向き合い、支えていきたいと思います。

最後になりましたが、これから十代後半の多感な時期を迎え、様々な悩みを抱えながら成長していく新入生にとって、保護者の皆様の温かい見守りや、励ましは、なによりの支えとなります。皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

新入生の皆さんが、ここ宇部高専において、心身ともに充実した有意義な学生生活を送ることができるよう、心から祈念しまして式辞といたします。

令和3年4月2日
宇部工業高等専門学校 校長 山川 昌男

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