「小さな家」の本の挿絵について

現在世界中で出版されている「小さな家」の本のほとんどには、ガース・モントゴメリー・ウィリアムズ(Garth Montgomery Williams, 1912-96)の挿絵が載せられているそうです。「小さな家」の挿絵を依頼され、彼が「小さな家」の舞台をくまなく旅し、ローラにも会い10年がかりで挿絵を仕上げた、というのは有名な話です。私自身、子供の頃から彼の挿絵に慣れ親しんでいて、ウィリアムズの挿絵なしの「小さな家」の本など考えられないような気さえしています。

講談社文庫と講談社青い鳥文庫には「小さな家」の初版本にも載せられていたヘレン・シュウエル(Helen Sewell, 1867-57)の挿絵が載せられています。アメリカでローラ関連のホームページを主催しているゾーイによると、現在シュウエルの挿絵付きで出版されている「小さな家」の本は世界でも、講談社のものだけでたいへん貴重なのだそうです。

(以下、私の個人的な話) そもそも私が講談社の「小さな家」シリーズを発見したのは、数年前にゾーイから日本にはシュウエルの挿絵付きの「小さな家」が出版されているらしいけど、確認してもらえないか、と頼まれたことがきっかけでした。懐かしく思い出されます。

※ ガース・ウィリアムズやヘレン・シュウエルの略歴や、ウィリアムズのイラストが主流になった背景については、ゾーイのページ、"Garth Williams""Helen Sewell"をご参照ください。また、福音館書店の「小さな家」シリーズ(こちらを参照)の「作者・訳者紹介」にも、ガース・ウィリアムズの略歴が記されています。

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