独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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第35回  専攻科長 髙田陽一

宇部高専同窓生の皆様へ

宇部工業高等専門学校
専攻科長 髙田陽一

 

同窓生の皆さま、はじめまして。今年度の専攻科長を努めています物質工学科の髙田陽一です。よろしくお願いいたします。

平成9年に生産システム工学専攻と物質工学専攻が、平成17年に経営情報工学専攻が設置され、平成の時代に卒業を迎えた専攻科生は563名に上ります。それぞれの進路先で皆さまご活躍のことと思います。お近くに来られた際には近況をお話しいただければ現専攻科生にも大いに刺激になりますので、ぜひよろしくお願いいたします。

専攻科は本科の教育を基礎として、精深な程度において工業に関する高度な専門知識および技術を教授研究し、もって広く産業の発展に寄与する人材を育成することを目的として設置されています。高度な専門知識や技術は総合的に特別研究で磨かれます。そこで本校では1年生の2学期と2年生の4学期に特別研究に特化した期間を設け、質の高い研究を行えるようにしています。

また広く産業の発展に寄与する人材となるためには多様性を意識する必要があります。年齢や性別、国籍、性格、学歴、価値観などの違いを受け入れ、多様な人や知識、技術に関わっていくことが求められます。中心となる専門分野に新たな分野を融合することで、これまでにない技術や発明が生まれることでしょう。

多様性の点で最近の専攻科生に思うことは、海外へ行くことや海外の人とコミュニケーションをとることに特段の壁を感じていない専攻科生が多くなったということです。本科でも国際交流が推進されていることもあって、海外の人との関わりを特別なことと思っていないように感じます。インターンシップで海外に出かける専攻科生は少なくありませんし、国際学会で発表する専攻科生も増えています。とても頼もしいことです。海外の人とあたり前のように一緒に仕事をする時代にあって、そこに抵抗を持たないことはきっと役に立つはずです。

さて本科では新カリキュラムが導入され、次は専攻科の番です。新カリキュラムを受けてきた本科生をどのような形で受け入れたらよいのか、多様性を育むためにどのような仕掛けを取り入れたらよいのか、そして研究能力に優れた専攻科生をいかに育てるべきか、いま頭を悩ましているところです。同窓生の皆さまからご意見をいただけると幸いです。

末筆ながら、同窓生の皆さまのますますのご活躍をお祈り申し上げます。

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