独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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第7回 専攻科長 三谷芳弘

宇部高専同窓生の皆様へ

宇部工業高等専門学校
専攻科長 三谷 芳弘

 

専攻科の方向性について

ある国際会議で某大学院教授が「お世話になっております。」と話しかけてきました。大学院へ進学した本校専攻科修了生が、その教授の研究室へ配属されているようで、過去にも何人かを指導したことがあるとのこと。高専から大学院へ進学する学生を「よいですね。」と言っておられました。

この手の話は、通常は話半分でお世辞だと考えるものです。しかし、なぜよいのかを考えてみました。大学院まで進学する目的は研究にあります。高専では、本科で卒業研究を、専攻科で特別研究を行っています。一方、大学では卒業研究は通常1回のみ。大学院まで進学するまでに、大学では1回の研究を、高専では実に2回も研究をとりまとめることになります。この点で、高専専攻科修了生は大学卒業生と比べアドバンテージがあると考えられます。これが、専攻科生が「よいですね。」という評価につながっているのかも知れません。

さて、平成29年度からスタートする専攻科での4学期制について述べます。4学期制の導入に伴い、専攻科ではより充実した研究重視の教育体制をとります。これまで、専攻科生は1年次に多数の科目を取得するため、研究が疎かになる傾向がありました。

この傾向を改めるため、4学期制のメリットを生かした、研究に集中的に専念できる時期が必要だと専攻科では考えました。そこで、専攻科1年の第2期と、専攻科2年の第4期に、研究に集中的に専念できる時期をそれぞれ設けます。これらの時期には、特別研究以外の科目を配置しません。専攻科1年第2期は特別研究の活性期、専攻科2年第4期は特別研究のまとめ期、その他は通常期と位置づけます。これにより、専攻科での研究がより活発になることを期待しています。

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