宇部工業高等専門学校 プロモーションビデオ
宇部高専では、機械工学科、電気工学科、制御情報工学科、物質工学科、経営情報学科の
５年制の専門学科を５つ設置しており、教養科目を一般科目が担当します。
さらに、５つの専門学科を母体として、２年制の専攻科を３つ設置しています。
機械工学科 chevron_right
工業製品の研究開発、設計、生産技術、設備保全などに関わる実践的機械技術者を育成します！
電気工学科 chevron_right
電気、制御、情報、通信などの電気分野で、社会を支え活躍する実践的電気技術者を育成します！
制御情報工学科 chevron_right
情報通信技術を駆使し、ロボットなどの制御システムを構築できる実践的情報技術者を育成します！
物質工学科 chevron_right
化学工業または生物工業における開発・生産などに関わる実践的技術者を育成します！
経営情報学科 chevron_right
経済社会と情報技術の発展に対応し得る実践的知識と技術を有する文理融合人材を育成します！
専攻科 chevron_right
より高度で幅広い知識と技術を備えた技術者・研究者を育成します！
高専は大学の仲間！
高専（高等専門学校）は、優れたエンジニア（実践的技術者）を育てることを目的とした５年制の学校です。中学卒業後の５年間で、大学とほぼ同程度の専門的かつ実践的な技術を身に付けることができます。高専卒業生の就職率はほぼ１００％で、進学を希望する場合は高専専攻科への進学や大学３年次への編入学もできます。高専卒業生は「準学士」の称号が得られ、専攻科を修了すると大学卒業と同じ「学士」の学位を得ることができます。動画で見る宇部高専
令和6年度宇部高専学校紹介動画
宇部高専の特長
- 工業系および経営系のエンジニア（専門家）を育成
- 講義（理論）および実験・実習（技術）による教育
- 授業、課外活動および学寮生活等による知育・徳育・体育の総合教育
- 博士号をもつ研究者から専門的知識を習得
- 地域企業と連携しての卒業研究・特別研究
- ４学期制（定期試験：各期１回、年計４回）
先輩からヒトコト！
高専は5年間一貫教育だから、高校生が大学受験で頑張っているときにも自分がやりたいことにじっくりと打ち込むことができるよ。
令和8年度入試日程
| 事項 | 推薦による選抜 | 学力検査による選抜 | 帰国生徒特別選抜 |
|---|---|---|---|
| 本試験日 | 令和8年1月17日（土） | 令和8年2月8日（日） | 令和8年2月8日（日） |
| 本試験合格内定発表日 | 令和8年1月23日（金） | − | − |
| 追試験日 | 令和8年1月24日（土） | 令和8年2月15日（日） | 令和8年2月15日（日） |
| 追試験合格内定発表日 | 令和8年1月28日（水） | − | − |
| 合格発表日 | 令和8年2月19日（木） | ||
| 入学予定者オリエンテーション | 令和8年3月5日（木） | ||
関連キーワード
先輩からヒトコト！
推薦の内申点は35以上が目標！学力試験は過去問を参考に５科目ともしっかり対策をたてよう！
スワイプで切り替えが来ます
自分らしく
江良 有沙さん
機械工学科 3年
私は入学して3年間、圧倒的に男子が多い環境で高専生活を送ってきました。最初は男子との力の差や距離を感じることもありましたが、持ち前のコミュニケーション力を活かして少しずつ人との関わりを増やし、今では多くの人に支えられながら、自分らしさを大切にして日々成長できていると感じています。
学業や専門知識で特別に秀でているわけではありませんが、「結果が出なくても、人一倍努力を続けること」をモットーに、勉強も部活動も全力で取り組んできました。
専門科目の勉強では、同じクラスの友達や先輩にも勉強を教えてもらうこともありました。バドミントン部では先輩方の教えを受け継ぎ、高専大会で1位や2位の成績を収めることが出来ました。
今年度は将来目指している職業である製図の専門知識を身につけることと、バドミントン部での全国大会進出という2つを目標に掲げています。
これから進路選択や就職活動が本格的になりますが、「高専生活で自分が何を頑張ってきたのか」胸を張って言えるよう、残された時間で自分を磨いていきたいと思います。
自主活動を通じて
網屋 沙悠希さん
電気工学科 3年
私は宇部高専に入学してからの2年間、勉強や部活動に加え、「E-project」という自主活動グループを通じて、さまざまな貴重な経験を積むことができました。
特に昨年度は、工作教室のプロジェクトリーダーを務めたり、幼児や高齢者向けの熱中症対策バンドを活用したビジネスプランを考案し、「高専起業家サミット」にエントリーして本戦に出場するなど、大きな挑戦が続きました。ビジネスに用いる熱中症対策バンドは、先生方や先輩方のご協力のもと、試作品を製作することもできました。
また、企業の方々や他高専の学生の前でビジネスプランを発表し、多くの貴重なアドバイスをいただいたことは、今後の活動に大いに活かせる経験となりました。普段あまり接することのない方々と話す機会だったため緊張もありましたが、自分にとって大きな成長につな
がる機会となり、本当に参加してよかったと感じています。
今年度は、E-project全体のリーダーを務めることになりました。これまでの経験を活かしつつ、メンバーのサポートを行いながら、昨年度と同様にさまざまなことに積極的に挑戦していきたいと考えています。
また、今年度からは専門教科が増え、内容も一層難しくなるため、学業と自主活動の両立にも力を入れ、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
実践から学ぶＡＩ技術
西村 鉱毅さん
制御情報工学科 3年
私は現在、制御情報工学科に在籍し、情報と制御を同時に学んでいます。この学科で学ぶ内容は「AI を活用して人々の役に立つサービスや製品を構築したい」という私の将来の目標につながっています。この目標を実現するため、普段の授業に加えて、今年度はプロジェクト学習において「深層学習って美味しいの？」というテーマを選び、ディープラーニングの理論だけでなく実装方法についても学んでいます。
また、私はETロボコン同好会に所属しており、コンテストでも画像認識の技術を活かせると考えています。プロジェクト学習での学びと部活動を連動させることを目指しています。
こうして自らの学びの幅を広げることで、様々な局面における課題に対する適応力が身につき、自分の能力を高められると信じています。現代は技術の進歩がとても速く、一つの知識だけでは通用しない複雑な問題がたくさんあります。だからこそ、授業で学んだ理論
を実際に活用し、これから直面する様々な問題に対して柔軟に対応できる力を身につけていきたいと考えています。
進路を見つめる日々の中で
浅谷 日加里さん
物質工学科 3年
将来の夢はまだ明確に決まっていませんが、就職を希望しています。学年が上がるにつれ専門教科が増えたため、自分自身の向き不向きを見つけ、どの分野に進むのか考える年にしたいと思っています。
授業では基礎知識に加えて、実験やレポートといった実践的な勉強をしています。日々の課題やテスト勉強をクラスメイトと協力して取り組むことで、絆が深まっています。授業後や課題提出前、試験前には教室のホワイトボードを使いながら質問に答え合う光景がよく見られます。クラス全体の仲が良いため、穏やかな学校生活を送っています。選択科目は地域教育を受講しており、一般科目や専門科目とは違った課題解決力を学んでいます。
クラブ活動は個人のペースで参加できるため、勉強との両立ができています。私は会計を担当している英会話部で、月2回の活動を通じて外国籍の先生とのコミュニケーションを取りながら英語に親しんでます。また、気軽に参加できる国際交流活動が多いため、時間を見
つけて友人と参加しています。これらの活動を通じて、授業では不足しがちな英語のスピーキングの機会を得ています。
学びと挑戦を重ねた高専生活
藤原 美央さん
経営情報学科 3年
私は入学当初から現在に至るまで、学業と課外活動の両立に精進してきました。学業では、不明な点を放置せず、先生方や同級生に聞くことですぐに解消するということを大切にしています。これを念頭に置くことで、苦手科目も得意科目と同様に成果を発揮することができると考えます。
また、土日や長期休暇を最大限活用し、ボランティア活動への参加や資格取得の勉強に取り組みました。塾で小中学生に勉強を教えることで、対人スキルを磨くことができました。また、将来の進学や就職の際に武器となる資格取得に向けて努力を重ね、継続力を培いま
した。
このように、学業と並行して自分自身の成長につながる課外活動にも意欲的に取り組んだことで、実りある高専生活を送ることができました。私は将来、柔軟性のあるエンジニアになることを目指しています。そのためには、幅広い分野の知識・技術や様々なスキルを習得し、それらを活用できるようになることが重要だと考えています。これからも学業や課題活動の両立に努め、様々なスキルを獲得していきたいです。
進学
宇部高専の卒業生の約30％が進学しています。そのうちの50～60％が本校専攻科で、40～50％が主に国立大学3年次への編入学等となっています。専攻科は国公立大学よりも授業料が安く、審査に合格すると大学卒業と同じ「学士」の学位を取得できます。現在までに専攻科修了生の全員が「学士」を取得しています。また、全国で約170（うち、国公立が約130）の大学（学部）が、高専生の編入を受け入れており、多くの大学で高専生のための推薦枠も設けています。編入学は日程が重ならなければ複数の国公立を併願できるので、複数の大学に合格している学生もいます。
就職
宇部高専の卒業生は社会的評価が高く、企業や官公庁など多くの職場の第一線で技術者や研究者として、国の内外で活躍しています。近年の求人倍率は、就職希望者に対して20倍以上を維持し、就職希望の卒業生の就職率はほぼ100％です。県内のみならず、県外の企業に就職している人もたくさんいます。
高専卒業生（女性）のメッセージ
【輝く高専女子！！】へ（令和元年度JST「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」採択事業）
先輩からヒトコト！
就職、大学編入学、専攻科進学や大学院進学と選択肢が多いから将来の可能性が広がるね。
クラブ活動紹介 chevron_right
宇部高専は、体育系クラブが19、文化系クラブが11もあり、クラブ活動も盛んです。ほとんどの学生がクラブに入り、放課後は部活動を活発にしています。中には複数掛け持ちしていたり、学外の活動で活躍している学生も！体育系クラブでは全国の高専が出場する高専大会に出場したり、1～3年生は高校（高体連）の大会にも出場するので、より多くの大会に参加することができます。
学生寮 chevron_right
学生寮「白鳥寮」は、学校の道路を挟んで隣にあります。学校からとても近いので、家が遠くにある学生は通学時間を短縮することができ、その分部活動や勉強に力をそそげます！寮のイベントや勉強会もあり、寮生で交流を深め、困ったときにはお互いに助け合っています。全学生の約25％が寮生です。全ての寮棟にエアコンが完備され、より快適な学習環境が提供されています。
売店
多くの学生が気軽に利用しています。内容はとても充実していて、お菓子やパンはもちろん、ルーズリーフや関数電卓などの文房具も置いてあります。夏はアイス、冬は肉まんが人気！コピー機もあります。
食堂
宇部高専には食堂（愛称：ぺりかん食堂）もあります。とても安くて、人気メニューは日替わり定食、うどん、カレーライス、ラーメンなどです。もちろんお弁当を持ってきて食べることもできます。
よくある質問
Q高校と高専の違いは何ですか？
A高専は高校と同じく中学校卒業後に進学する学校ですが、主に次のような違いがあります。
①高専［5年間］ 大学と同じ「高等教育機関」高専に在学する人は「学生」と呼ばれます。
高校［3年間］ 中学校と同じ「中等教育機関」 高校に在学する人は「生徒」と呼ばれます。
②高専を卒業すると、「準学士」という称号がもらえます。
③高専の授業は、高校でも学ぶような数学や英語などの一般科目だけでなく、低学年から各学科の専門分野の勉強をしていきます。
更に、高専は単純に「高校」＋「短大」ではありません。高校から大学や短大に進学するには受験が必要ですが、高専では５年間を勉強や部活動など自分がやりたいことにじっくりと打ち込むことができます。卒業後の進路も様々で、就職に強いのはもちろん、進学についても高専専攻科、大学３年次への編入学など多くの選択肢があります。
Qどんな学科がありますか？
A宇部高専には、機械工学科、電気工学科、制御情報工学科、物質工学科、経営情報学科の５つの専門学科が設置されています。なお、経営情報学科は高専としては珍しい文理融合学科です。
Q宇部高専の校風について教えてください
A高専は、学生一人一人の自主性を重んじているので、高校ほど規則が厳しくなく、自由な雰囲気の学校です。クラスマッチや高専祭などのイベントは、学生が主体となって企画・運営しており、毎年とても盛り上がります。
Q夏休みが高校より長いって本当ですか？
A高校より１～２週間程度長くなります。夏休みは８月上旬～９月下旬までです。春休みは３月上旬から３月末までです。
Qクラス替えはありますか？
A基本的にクラス替えはありません。入学した学科ごとのクラスになります。
Q自宅が高専から遠いのですが、通学はどうしたらよいですか？
A
・宇部市営バス 高専グラウンド前バス停（徒歩３分）
・東新川駅（自転車10分）
・常盤駅（自転車10分）
また、遠距離通学の学生のために白鳥寮を用意しています。寮から学校へは徒歩２分で通学可能です。
お役立ちリンク
宇部高専の受験を検討中の女子中学生を
応援するためのサイトです。