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2014.04.09
平成26年4月9日（水）、本校経営情報学科5年生を対象に西京銀行協力講座『銀行論』を開講しました。
昨年度、本校と西京銀行は、産業・教育等の分野において相互に協力し、地域の振興、地域経済の活性化及び有為な人材の育成に向けた取組を積極的に行っていくために「包括的連携協力に関する協定書」を締結しました。本講座はこの協定書に基づき実施されるもので、西京銀行の実務家が講師を務め、金融に関する基礎知識（金融・財務・人事など）を身に付け、グローバリゼーションの時代に相応しい金融知識を兼ね備えたバランスの良い「技術者」を育成することを目的としています。高専において企業の実務家が授業を行う寄付講座及び協力講座はこれまでに全国でも数例しかなく、非常に新しい取組です。
初回は、「銀行の人事戦略、マネジメント、評価」をテーマに授業が行われました。学生の多くは就職活動中で、企業が求める人材がどのようなものか、またマネジメントをする上での論理的な思考方法など、新たな視点からの講義で大変刺激を受けたようです。2回目以降は、銀行のしくみやマーケットのしくみはもちろん、銀行のシステム構築、経営戦略の立て方、中小企業の経営課題、地域密着金融、アジア新興マーケットなど単なる金融論では学べない銀行全般の業務について学ぶことが出来ます。これまで高専で学んできた知識や技術が実際の企業でどのように使われているのか、実務的にどのように応用されているのかを知ることができる講座です。
 第1回講義の様子① |
 第1回講義の様子② |