校歌の由来
宇部高専の校歌は、一期生の卒業式のために作成・制定されました。
はじめは、学内で歌詞の募集がなされ、複数の応募作品のなかから英語科初代教員である上田敏雄先生の作品が選ばれました。上田先生は、シュールレアリスム(超現実主義)運動の担い手の一人で、西脇順三郎らとともに詩の創作に活躍した人物です。詩の完成を受けて、山口大学教育学部の岡田昌大先生に作曲を依頼し、昭和41年2月に現在の校歌が完成しました。
『世紀の花環 友よ担わん』には、世紀=時代から花を贈られるように努力する、そしてそれを友と共に担えるよう日々努力しなさい、との意が込められています。