宇部高専は、充実した施設と最新の設備を備え、高度な学習環境を提供します。
授業や学習のための利用はもちろんのこと、部活動や自主活動など、幅広く利用されています。
図書館
図書館は、約13万冊の図書や雑誌を所蔵しており、全国の高専の中でもトップクラスを誇っています。閲覧室には学習スペースの他に、DVD鑑賞ができるスペースもあり、総合的な学習・情報センターとして、教育・研究活動を支えています。蔵書検索や情報検索といった学術の最新の動向を把握するために欠かせないサービスも一層便利になりました。夜間や土・日にも積極的に開館し、地域の方にも開放しています。
情報処理センター
情報処理センターには、演習室が2つあり、合計約100台のパソコンと各室に100インチスクリーンを設置し、講義や演習に利用しています。Windowsの各種アプリケーションの利用をはじめ、VB、Cなどの各種プログラミングや UNIX 上のファイル操作、E-mailの利用などについての演習を行っています。また、インターネットでは、E-mail、e-Learning、Web閲覧等ができます。レポートの作成や卒業研究にも利用されており、授業のない時間帯や土・日・祝日にも演習室を開放し、自主学習の環境を提供しています。
地域共同テクノセンター
民間企業などとの共同研究や研究交流を進めており、地域の産業技術の発展に貢献しています。施設内には、最新型の顕微鏡や分析装置などたくさんの設備があります。学生も授業や卒業研究などで利用しています。当センターには、「教育研究」と「地域交流」の2つの推進室があり、施設としては、先端設備を有する実験室、セミナー室、技術相談室、地域共同実験室などがあります。延べ床面積は977㎡です。
センター3階は、宇部高専テクノカフェと称し、企業技術者に解放しています。
実習工場
実習工場では機械加工の知識習得を目的とし、機械工学科1年次から3年次まで機械工作実習を行っています。1・2年次では旋盤による旋削、フライス盤による切削、ヤスリなどを使った手仕上げ、NC工作機械のプログラミング、アーク溶接などの基礎知識の習得、3年次ではそれらを総合し、半期掛けて製品を作り上げる総合実習を行っています。優れた技術者の育成には(見る・聞く)だけではなく、実際に体験することが非常に重要です。実習工場は工作実習の他に卒業研究などの試験片、実験装置などの製作・ロボットコンテストのロボット製作など広範囲にわたって利用されています。
旋盤、フライス盤、ボール盤、円筒研削盤、平面研削盤、ワイヤカット放電加工機、マシニングセンタ、ターニングセンタ、シャーリングマシン、プレスブレーキ、TIG 溶接機、スポット溶接機、3D プリンター
スポーツ施設
教育研究関連施設以外にもスポーツ関連施設も充実しています。2つの体育館、人工芝のテニスコート3面、グラウンド2面(野球場、サッカー・ラグビーコート)、武道場があり、体育の授業やクラブ活動に活用されています。
テニスコート | グラウンド |
体育館 | 武道場 |
福利施設
学生会館
昭和59年3月27日に完成し、学生交流室には木村元校長の絵画をモデルにタイル壁画が施され、入館者を和ませています。
学生交流室では、自主学習に取り組む学生が多くいます。
1階には食堂、厨房、売店、学生交流室、自動販売機コーナーがあります。
学生会館 売店 | 学生会館 食堂 |
学生会館 外観 | 学生交流室 |
ものづくり工房
平成18年3月に完成し、本校の教育目標である「もの」づくりを支援する施設です。
主に、ロボット研究部が活動しています。
多目的交流施設
平成30年4月に名称変更し、本校の国際交流活動を支援する施設です。留学生と異文化交流研修やワークショップ型の授業、研究成果報告を行います。
また、短期留学生の宿泊施設も併設しています。