全国の高専間で行われる大きなイベントとして、ロボコン(ロボットコンテスト)、プロコン(プログラミングコンテスト)、プレコン(英語プレゼンテーションコンテスト)、デザコン(デザインコンペティション)があります。また、企業や大学が参加するETロボコンにも参加しています。
ロボットコンテスト
全国の高専学生が、毎年異なる競技課題に対し、アイデアを駆使した自作ロボットで競い合います。本校ではロボット研究部を中心に出場しています。学生は夏休みのほぼ全てをロボット製作に捧げて大会に臨みます。
平成30年度の中国地区大会では、Aチーム“槿花一蝶”、Bチーム“checKnight”が出場し、Aチームが特別賞を受賞しました。
プログラミングコンテスト
プログラミングの技術力、創造性、それらを互いに見せ合い競い合う場、それがプログラミングコンテストです。競技部門、課題部門、自由部門があります。本校ではコンピュータ部を中心に活動しており、第23回大会(平成24年度)の競技部門では優勝し、文部科学大臣賞を受賞しました。また、第22回大会でも競技部門で準優勝しています。
過去の戦歴、受賞状況 全国高等専門学校プログラミングコンテストETロボットコンテスト
ロボットを制御するプログラムの品質を競うコンテストで、次の3点の特徴があります。
①高校生以上であれば誰でも参加できるため、企業の組込みエンジニアや大学の情報系学生など、学外の様々な人と交流しながら競うことが出来ます。②技術者の育成を目的としており、コンテストの事前事後に様々な勉強や交流の場が用意されています。③プログラムの設計図(モデル)が評価の対象となります。たんに競技ルールをこなすだけではなく、再利用や修正が可能な「良い設計」にチャレンジすることが求められます。
本校ではETロボコン同好会を中心に活動しており、平成22年度の初出場以来、地区大会入賞、全国大会出場を重ねています。平成28年度にはイノベータ部門とデベロッパー部門プライマリークラスで総合優勝、デベロッパー部門アドバンストクラスで総合準優勝しました。平成29年度にはデベロッパー部門アドバンストクラスチームが地区大会の競技部門で優勝及び総合優勝、全国大会の競技部門で第3位に入賞しています。
過去の戦歴、受賞状況 ETソフトウェアデザインロボットコンテストプレゼンテーションコンテスト
全国高等専門学校英語プレゼンテーションコンテストは、「英語を使える高専生」を合言葉に、全国の高専生が英語による表現力を競うコンテストです。1人でプレゼンテーションを行うシングル部門と、3人で行うチーム部門があります。
宇部高専は、第4回大会(平成22年度)ではチーム部門で3位入賞、第7回大会(平成25年度)ではスピーチ部門(現在のシングル部門)で優勝、第10回大会(平成28年度)ではチーム部門で特別賞(COCET賞)、第11回大会(平成29年度)では、シングル部門で特別賞(COCET賞)を受賞しています。