独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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目的別

高専Q&A

KOSEN FAQs

Q.高校と高専の違いは何ですか?

A. 高専は高校と同じく中学校卒業後に進学する学校ですが、次のような違いがあります。

  • 高専[5年間] 大学と同じ「高等教育機関」高専に在学する人は「学生」と呼ばれます。
    高校[3年間] 中学校と同じ「中等教育機関」 高校に在学する人は「生徒」と呼ばれます。
  • ②高専を卒業すると、「準学士」という称号がもらえます。
  • ③高専の授業は、高校でも学ぶような数学や英語などの一般科目だけでなく、低学年から各学科の専門分野の勉強をしていきます。

Q.授業の時間について教えてください。

A. 授業は1時限が8時50分から始まり、8時限が16時10分に終わります。6時限や7時限で終了する日もありますので、下校時間はその日の授業数によって異なります。授業時間は1時限あたり45分ですが、1科目を2時限連続で行うことがほとんどなので、1科目90分で時間割が組まれています。

Q.勉強が大変そうですが、大丈夫でしょうか?

A. 最初は、高専でも高校と同じく初歩的なことから勉強しますが、学年が上がるにつれて内容が難しくなり、授業の進度も速いため、3年生になると、大学1年生レベルの授業が行われる科目もあります。日々の勉強を怠ると、日に日に授業についていけなくなり、勉強に対する意欲を失い、留年することがありますが、日頃から予習・復習を続けていれば心配ありません。また、皆さんの勉強の手助けとして、補講や、決まった時間帯に先生が研究室にいて学生から質問を受ける制度(オフィスアワー)があります。

Q.制服はありますか?

A. 1~3年生までは制服があります。4・5年生は私服でもよいですが、学生としての品位を失わないものでなければなりません。

Q.宇部高専の校風について教えてください。

A. 高専は、学生一人一人の自主性を重んじているので、高校ほど規則が厳しくなく、自由な雰囲気の学校です。クラスマッチや高専祭などのイベントは、学生が主体となって企画・運営しており、毎年とても盛り上がります。部活動は文化系・体育系あわせて30種類ほどあり、活動も盛んです。高専では5年間という長い時間が与えられるので、自分のやりたい研究や資格取得のための勉強、課外活動に目一杯取り組むことができます。ただし、自由には「責任と義務」がともないますので、高専の学生には自主的に考え行動することが求められます。もちろん、学校で定められている規則は守らなければなりません。

Q.通学方法を教えてください。

A. 自転車、徒歩、バス、125cc以下のバイク(3年生以上で許可制)、自家用車(4年生以上で許可制)で通学することができます。遠くから通う人でJRを利用する場合、以下のような通学方法があります。

JRを利用する場合

■宇部・小野田・下関方面からの通学
[最寄り駅]→[東新川駅、琴芝駅、宇部新川駅]→自転車→[宇部高専]
[最寄り駅]→[東新川駅、琴芝駅、宇部新川駅]→バス→[高専グランド前]→徒歩→[宇部高専]

■阿知須・新山口・防府方面からの通学
[最寄り駅]→[常盤駅]→自転車→[宇部高専]
[最寄り駅]→[新山口駅]→バス→[ときわ公園入口など]→自転車・徒歩→[宇部高専]

Q.寮の規則は厳しいですか?

A. 白鳥寮は、「共同生活を通じ、社会の一員として自律し、仲間と協調できる人間を育てることを目指す」教育寮です。寮には、寮生で組織する「寮生会」があり、共同生活のために必要なルールがあります。最初のうちは、不安や厳しいと感じることも多いかと思いますが、寮生活に慣れてくれば、たくさんの寮生と交流を深め、楽しく過ごすことができます。また、寮でわからないことがあれば、フロア長や生活指導委員(上級生)がきちんと教えてくれます。

Q.寮の部屋や設備について教えてください。

A. 宇部高専の学寮(白鳥寮)は、学校の敷地内にあるため、通学にはとても便利です。男子寮は、1年生は3人部屋、2~5年生は1~3人部屋になります。女子寮は全室半個室(2人部屋の中央に仕切りがある)となっています。寮には、学習室、食堂、浴場、洗濯機のある洗濯場、物干し場、談話室や補食室(夜食などの調理ができる部屋)などの施設があります。また、エアコンやWi-Fiを全室に整備しています。

Q.夏休みも寮を利用できますか?

A. 夏休み・冬休み・春休みは閉寮しますので、原則、寮に残ることはできませんが、夏休みに限り、卒業研究などで寮を利用したい学生のために2週間程度特別に開寮することがあります。

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