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<地域課題解決型 地域教育>福岡市の晴明病院において褥瘡予防クッションの受け渡しを行いました

NEWS

2026.01.28

令和7年12月13日(土)、地域教育で地域の課題解決に取り組む学生が、福岡市の晴明病院で褥瘡じゅくそう予防クッションの受け渡しを行いました。

事前調査として以前病院を訪問した際、看護師の方から「ベッドの角度を変える際に患者さんの衣服がずれてしまい、それが褥瘡じゅくそうの発生につながっている」というお話を伺いました。そこで、褥瘡じゅくそう予防や患者さん・介助者双方の負担を少しでも軽減できるように、体が滑るのを防ぐためのクッションを考案・製作しました。

当日は病院のご協力のもと、看護師・作業療法士5名と患者さん1名にご参加いただき、クッションの受け渡し後に実際に使用していただきました。

クッションの使い方や機能を確認する中で、看護師の方々から「クッションの厚みは薄い方が患者さんのお尻の下に敷く際の負担が少ない」、「キャラクターを描くことで患者さんが嬉ぶかも」、「お尻の下に敷く際に位置を合わせるのが難しい」といったアドバイスや感想をいただきました。

受け渡しの様子 

実際に使用している様子

車椅子の患者さんが使用の様子

また、クッションの応用的な活用方法として、車椅子や椅子に敷くことで体が下にずれてしまう患者さんにも使用できるのではないかと考え、実際に患者さんに協力していただき試用しました。
看護師や患者さんから好評の声をいただき、応用的な使用にとどまらず、主用途としても活用できる可能性があると感じました。

参加した学生のコメント

鎌田 夢純乃さん(機械工学科2年)

 2回の病院訪問を通して、実際の医療現場が抱えている課題を知ることができました。将来、医療機器開発に携わりたいと考えている私にとって、現場の声を直接聞くことができたことは大変貴重な経験でした。看護師の方々から多くの具体的なアドバイスや意見をいただき、活発な意見交換ができました。
 また、患者さんに実際に試していただいた際に笑顔で感想を伝えてくださったことが印象に残っています。今回の活動を通して、医療現場で働く方々の立場からの視点を学ぶことができ、ものづくりにおける開発プロセスや改良を行う際の考え方や視点について理解を深めることができました。

地域課題解決型PBL(Problem/Project Based Learning)「地域教育」とは?

宇部高専では、2017年度よりエンジニアリングデザイン能力の醸成、課題発見能力育成および多様なイノベーション創出を目的としたアクティブラーニング型授業として地域課題解決型PBL「地域教育」を開講しています。課題を与える(選択する)のではなく、自らが課題を発見するところから取り組み、実践活動することで、今、社会が求めている「待ちではなく、自ら考え、提案、行動できる人材」を育成しています。


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