田村 亮弥さん
チームラボ株式会社
平成30年3月 制御情報工学科 卒業
学生時代からの好奇心を仕事に
私は、制御情報工学科を卒業後、チームラボにフロントエンドエンジニアとして就職しました。ソリューションを通じてクライアントのさまざまな課題を解決するために、ウェブサービスの開発を行っています。その中で、フロントエンドエンジニアは利用者が直接触れるウェブブラウザに表示されるコンテンツに関する技術選定から要件定義、実装などの各工程を担当しています。また、ユーザーが使っている端末やネットワークの環境に関わらず、均等な体験を提供できるように、アクセシビリティの向上やパフォーマンスの最適化にも取り組んでいます。
私は、高専時代から、フロントエンドの技術を使って見た目を制作することに魅力を感じて、個人での開発にも取り組んでいました。現在でも、常に新しい情報をキャッチアップして実際のプロジェクトへの導入を検討したり、より最適化されたユーザー体験を実現できるよう提案したりと、学生時代からの好奇心を仕事に活かせています。
チームラボにおける独特な業務体験の一つとして、エンジニアがプロジェクトの企画段階から深く関わる環境があります。私はこの機会を活かして、複数のプロジェクトでサービス企画からローンチのすべての工程に携わりました。その際、エンジニアとしてバックエンドエンジニアやデザイナーとやりとりができるように他の領域の知識をつけたり、クライアントが扱っている商品について調査することも必要です。このような、自分の専門外の知識を身につけようとするときの考え方は、高専での実習や研究で専門知識を学習したときの経験がベースになっていると感じます。
最後に、学生のうちは自由に使える時間が社会人になってからよりも多いです。私は、その時間で楽しいと思えることを見つけて、そのまま仕事に活かせるようになりました。ただ、当時フロントエンドエンジニアは今ほどメジャーではなく、私のスキルも実務レベルには達していませんでしたが、就職して業務を通してスキルを高めていけました。学生時代には積極的にいろいろなことを体験し、自分が好奇心を持てるものを見つけてみてください。私の経験談が、その一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。