独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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<地域課題解決型 地域教育>琴崎保育園でワークショップを開催しました

NEWS

2025.11.27

令和7年10月19日(日)、地域教育で地域の課題解決に取り組む学生が、宇部市の琴崎保育園でワークショップを開催しました。

この日は琴崎八幡宮の御神幸祭の日で、子どもに向けた3つのワークショップ(「①動物の毛で装飾したフォトスタンドづくり」「②自然素材を用いた葉書づくり」「③UVレジンでアクセサリーづくり」)を実施しました。SDGsの目標「4.質の高い教育をみんなに」に着目し、楽しく創作できるように工夫し、子どもの創造力を育みました。

当日は子どもたちが順番待ちするほど大盛況で、午前中に受付が終了しました。

①動物の毛で装飾したフォトスタンドづくり

②自然素材を用いた葉書づくり

③UVレジンでアクセサリーづくり

順番待ちになるほど大盛況!

ワークショップを終えた学生は揃いの法被を着て、琴崎八幡宮で御神幸祭の御神輿のボランティアを行いました。

ワークショップ開始前に記念撮影

琴崎八幡宮御神幸祭のボランティア開始前に
法被を着て記念撮影

本ワークショップは、宇部市SDGs「私たちの未来共創補助金」事業の一環として開催しました。

参加した学生のコメント

村尾 啓輔さん(電気工学科2年)①動物の毛で装飾したフォトスタンドづくり

 今回、アルパカの毛を使ってフォトスタンドを作るワークショップを開きました。今まではワークショップを受ける側だったので、今回、実際に考え行動するのはとても貴重な経験になりました。
 最初は、みんなやってくれるのか不安な気持ちがありましたが、時間が経つにつれて参加してくれる子が増えてきて、無事に全て終えることができました。アルパカの毛の他に、木の実や落ち葉、ビーズなどを使いました。毛を大量に使ってふわふわのフォトスタンドを作る子や、ビーズをたくさん使いキラキラしたフォトスタンドを作る子など、一人一人個性あふれる作品ができ、見ている私も楽しい1日になりました。
 今後も、子どもたちが楽しく自然と触れ合えるワークショップを開催していきたいです。

木村 百花さん(物質工学科2年)②自然素材を用いた葉書づくり

 私たちのチームは、身近な葉っぱや木の実などを使って作品を作ることで、自然の魅力や不思議さを感じながら、自由な発想で表現することを目的としました。準備の段階では、どのようにすれば子どもたちが安心して楽しめる活動になるかを何度も話し合い、工夫を重ねました。
 実際の活動では、子どもたちが思い思いに色を選び、形を組み合わせながら表現を楽しむ姿がとても印象的でした。作品づくりを通して、子どもたちの発想の豊かさや創造力に私たちも多くの刺激を受け、改めて「表現することの楽しさ」を感じました。笑顔があふれるあたたかい時間となり、自然と触れ合いながら学び合う貴重な機会となりました。

山田 華澄さん(経営情報学科2年)③UVレジンでアクセサリーづくり

 UVレジンを沢山の子どもたちに知ってもらうことができました。前日までどのくらい参加していただけるか不安でしたが、想定していたよりも沢山の方に参加していただけたので安心しました。作り方を上手く伝えられるか不安で少しバタバタしましたが、皆さん一生懸命に作っていました。体験後には「ありがとう」と言っていただけて嬉しかったです。
 今回の経験を通して、良かったところや改善できるところを次の機会に繋げていきたいと思います。

地域課題解決型PBL(Problem/Project Based Learning)「地域教育」とは?

宇部高専では、2017年度よりエンジニアリングデザイン能力の醸成、課題発見能力育成および多様なイノベーション創出を目的としたアクティブラーニング型授業として地域課題解決型PBL「地域教育」を開講しています。課題を与える(選択する)のではなく、自らが課題を発見するところから取り組み、実践活動することで、今、社会が求めている「待ちではなく、自ら考え、提案、行動できる人材」を育成しています。


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