独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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キャリア支援室で新たな1,2年生向けのキャリア教育イベントを実施しました

NEWS

2025.12.24

本校では、4年生や専攻科1年生等就職活動を間近にひかえた学生向けに、毎年12月に合同企業研究会を実施しています。今年は12月12日(金)に開催し、多数の企業にご来校いただき、本校の学生に会社紹介をしていただきました。
一方、会場のキャパシティの関係から、他の学年が参加しにくいことが課題でした。そこで、午前中にご来校いただいた企業の方に、午後も引き続き学校に残っていただき、低学年向けのキャリア教育のイベントを実施しました。

本イベントは二部制で構成し、1、2年生を対象として約60名が参加しました。

第一部では、山口しごとセンター外部リンクの方に講師をしていただき、就職活動の入り口や山口県で働く魅力などについてお話しいただきました。低学年の段階では視野が限られるため、できるだけたくさんのことに触れることや、いろいろな人の話を聞くことが大切という話をしていただきました。ワークを加えながらお話しいただき、学生も楽しそうに聴講していました。

就職活動の入り口や山口県で働く魅力等についての講演の様子

第二部では、合同企業研究会で午前にご参加いただいた企業の中で、本校を日ごろから支援していただいているテックアンドビジネスコラボレイト(T&B)外部リンクの幹事企業(9社)の社員の方々にご参加いただき、座談会を行いました。人事担当者や本校卒業生の方々にご対応いただき、簡単な会社案内をしていただいた後、各社でさまざまな角度からお話しいただきました。卒業生の業務内容の紹介はもちろん、卒業生の就職活動時の様子、これから社会で求められる人材像、山口県内での就職と東京都の生活の違いなど、普段の授業では知り得ないことをお話しいただきました。中には、模型を持参し、映像も交えながら製品の説明をしてくださった企業もありました。対象が低学年であることから、一方的な会社紹介ではなく、対話しながらすすめていただけたため、双方ともに終始大変良い表情をしていました。

座談会の様子(全体写真)

模型や動画を使って製品の紹介をする様子

  参加した学生からは、以下の感想がありました。

  • 「今まであまり知らなかった県内企業、県内就職の魅力や漠然としたイメージしか無かった就職活動などを具体的に考えられたとても良い機会でした。まだまだ企業についての知識が少ないので、またこのような企画があればぜひ参加したいです。」(2年 機械工学科)
  • 「はやい段階で将来について考えることができて、とても良い経験ができたと感じました。説明をしていただいた企業の方々に今しかできないことに挑戦する、就職活動で必要な資格をとるなど、何を意識して過ごすべきかを具体的に教えていただいたので、これからの学生生活で意識して過ごしていきたいです。」(1年 物質工学科)

今回の取り組みを通して、企業のことを少しでも知ることができ、これからの学生生活で意識したほうが良いことを認識できたと思います。これから学生生活をより有意義なものにし、将来より良い進路を選択するための礎になることを期待しています。

文責:キャリア支援室・地域共同テクノセンター 野本准教授


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