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市民文化サロン「台湾の占い―台湾留学生と楽しく学ぶ台湾華語と台湾文化―」を開催しました

NEWS

2026.02.09

令和8年1月31日(土)、宇部高専で中国語の教育実習を行っている2名の台湾人学生が、市民文化サロン「台湾の占い―台湾留学生と楽しく学ぶ台湾華語と台湾文化―」にて、台湾の廟とそこで行われる占いについて紹介しました。

会場の様子

講師を担当したのは、文藻外語大学応用華語系3年の張紋慈さんと葉子瑀さんの2人です。2人は昨年10月から今年2月末までのスケジュールで、畑村学教授の指導のもと、宇部高専で中国語の教育実習を行っており、今回の市民文化サロンも教育実習の一環として開催しました。

文藻外語大学は台湾・高雄市にある大学で、宇部高専と学術交流協定を結んでいます。毎年夏季休暇中には、宇部高専の学生が中国語の研修および台湾文化の調査を現地で行っています。また、文藻外大の学生の受け入れも行っており、現在宇部高専では中国語の教育実習生2名、英語の教育実習生2名が教育実習を行っています。

実習生が製作した占いの道具:
左が籤、右が籤詩(おみくじ)を入れた棚

籤詩(おみくじ)

筊杯(ジャオベイ)
2つで一セット

今回の市民文化サロンでは、台湾の占い文化を紹介しました。台湾では廟と呼ばれる神様を祀ったきらびやかな建物を街のあちこちで見ることができます。サロンの最初で、その背景や、中国語と台湾華語の違いなどを畑村教授が解説しました。その後、台湾の留学生が廟や廟で行われる行事の紹介、参拝の仕方について説明しました。

文藻外語大学の紹介をする
張紋慈さん(左)と葉子瑀さん(右)

台湾の廟を紹介する張紋慈さん

台湾の廟の社会的意義について
解説する畑村学教授

サロンの後半には、廟で実際に使う筊杯(ジャオベイ)と呼ばれる占いの道具を使い、占いを体験してもらいました。

筊杯(ジャオベイ)を投げる参加者①

筊杯(ジャオベイ)を投げる参加者②

サロンには中学生から年配の方まで17名が参加し、終了後には「台湾の文化に興味を持った」「実際に占いを体験できてとても楽しかった」「なかなか海外の方とふれあうことがないので、新鮮でした」といった感想が寄せられました。

参加者全員で集合写真

宇部高専では、一般の方々に向けた国際交流イベントを今後も開催していきます。

学生のコメント

張紋慈さん(文藻外語大学)

 今回の市民講座のテーマは「台湾の占い」でした。講座では、日本の市民の皆さんに向けて、台湾の寺廟建築の特徴や、寺廟に関連する民俗行事、そして一連の参拝の流れについて紹介しました。台湾の寺廟は、人々にとって重要な信仰の場であるだけでなく、心の拠り所として精神的な安らぎを与える存在でもあり、多くの意味深い文化的背景を有しています。
 本講座を通して、台湾の寺廟文化を日本の市民の皆さんに伝え、台湾への理解が観光にとどまらず、より深く文化そのものへと広がることを願いました。
 今回参加した市民の皆さんは年齢層に幅がありましたが、華語や台湾文化を学ぶという共通の目的を通じて、自然と一体感が生まれていました。活動中は学習意欲の高い姿勢が随所に見られ、会場全体が活気に満ち、真剣でありながらも温かな雰囲気に包まれていました。参加者の皆さんが満足そうな表情で帰っていく様子を見て、私自身も大きな達成感を得ることができました。
 特に印象に残っているのは、参加してくれた中学生が活動の途中で課題をうまく進められなかったものの、周囲の参加者からの励ましや応援を受けて、最終的にやり遂げた場面です。その瞬間、会場から自然と大きな拍手が沸き起こり、互いに支え合いながら一つの目標を達成することの温かさと感動を強く感じました。この経験は、私の心に深く刻まれる忘れがたい思い出となりました。

葉子瑀さん(文藻外語大学)

 今回の市民講座では、台湾の寺廟文化をテーマに、台湾の人々の日常生活と寺廟信仰がどのように深く結びついているかについて紹介しました。台湾における寺廟は、単なる宗教施設にとどまらず、祈願や願い事を託す場であり、人々の心をつなぐ大切な空間でもあります。
 講座では、寺廟の基本的な構造や参拝の流れ、礼儀作法について解説し、参加者の皆さんが台湾の寺廟文化をより深く理解できるよう工夫しました。台湾の寺廟文化に初めて触れる参加者にとって、この体験は新鮮で興味深いものだったように感じます。
 参加者の中には台湾文化に強い関心を持つ方も多く、説明を熱心に聞き、積極的に質問する姿が見られ、会場はとても活気のある雰囲気でした。参加者の年齢層が幅広く、言語面でのコミュニケーションに不安もありましたが、畑村先生のご協力のおかげで、講座は円滑に進行しました。
 今回の講座を通して、台湾の寺廟文化を紹介できたこと、そして参加者の皆さんが真剣に取り組んでくださる姿を目にできたことは、私にとって非常に貴重な経験となりました。


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