2025.01.24
令和6年11月21日(木)、宇部高専にホーチミン市訪問団(団長:レ・ヴァン・ティン ホーチミン市労働・傷病兵・社会福祉局 部局長)14名が来校しました。今回の訪問は、KOSENモデルコースで支援を行っているカオタン技術短期大学からの要請に基づき実現しました。訪問団の目的は、日本の高専教育、キャリア教育、就職支援、自治体や企業との連携方法の調査にありました。
![]() 表敬訪問後の記念写真 |
宇部高専では、校長室での表敬訪問、キャンパスツアー、意見交換会を行いました。意見交換会では、電気工学科の設備詳細やKOSENモデルプログラムへの参加資格、高専の学費、奨学金制度、短縮卒業の可能性、私費留学生の受験可否、高専入学に必要な日本語レベルなど、多岐にわたる質問が寄せられました。訪問団の積極的な質問と議論により、実りある交流が実現しました。
![]() キャンパスツアーの様子 |
![]() 意見交換会の様子 |
11月22日(金)には、山口県経営者協会への訪問および意見交換、山口県庁への表敬訪問、続いて産業労働部との意見交換が行われました。これらの活動を通じて、訪問団は日本の自治体および企業と高専の連携方法に関する理解を深めました。その後、訪問団は東京へ移動し、国立高等専門学校機構本部や企業訪問を行い、日本の教育・産業連携の詳細な調査を継続しました。
![]() 宇部高専での集合写真 |
訪問団より、宇部高専が行った訪問支援および山口県での活動への感謝の意が表明され、今回の交流は日越両国の技術教育と連携強化に向けた重要な機会となりました。