独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

EnglishVietnamese
目的別

本校学生がTICAD 9にて、JICA/高専オープンイノベーションチャレンジ(マダガスカル)の活動を報告しました

NEWS

2025.09.25

JICA/高専オープンイノベーションチャレンジ(以下KOIC)外部リンクで、本校学生がマダガスカルの課題解決に取り組んだプロジェクトについて、アフリカ開発会議(TICAD 9)外部リンクのサイドイベント「高専オープンイノベーションチャレンジ・未来を創る共創力 ~アフリカ×日本・10代からの開発課題解決〜外部リンク」で発表しました。

本校経営情報学科2年生の藤田こなみさんが、マダガスカルに渡航するまでの取り組み、現地での活動、帰国後もマダガスカルのアンタナナリボ高等技術学院(IST)の学生や県内の事業者とともに引き続きふりかけの普及に向けた活動をしていることを発表しました。その後、ISTの学生がふりかけの普及に向けて現地で取り組んでいる内容について報告しました。

藤田さんが報告している様子

パネルディスカッションのセッションでは、本校経営情報学科2年生の江原千央さんがパネラーとして参加しました。「実際にマダガスカルを訪れて気づいたことや感じたこと、その後アフリカに対する見え方の変化等を教えてください。」という問いに対して、「実際に渡航してみると、現地の学生は自国の課題解決に対して強い意志を持っていて、街にも素敵な建物やお店が並んでいたりしたことから、アフリカに対する先入観とは違っていたように思いました。解決すべき課題はあるのですが、日本語を学ぶ学生もいて日本を身近に感じていただいていますので、日本とアフリカが協力すれば、ともにより良い未来を切り開けるのではないかと思いました。」と回答していました。

パネルディスカッションで江原さんが質問に回答している様子

現地には複数のメディア、国会議員、マダガスカルの技術・職業教育大臣等が出席する中、緊張しながらも立派に発表していました。周囲からの期待を改めて感じ、ISTの学生とも再会できたことで、モチベーションが上がってきたのではないかと思います。今後もISTの学生や国内の事業者と協力しながら、水田養殖およびふりかけの普及に取り組んでいく予定です。

これまでの取り組みや、渡航時の様子については、以前の記事ホームページをご覧ください。
本件については、以下の記事もご参考ください。
高専生がアフリカの課題解決に取り組む「高専オープンイノベーションチャレンジ」の成果外部リンク
8か国で実証実験 全国の高専生がアフリカの課題解決の成果を発表 長岡技科大やJICAが主催外部リンク

文責:アドバイザー教員 野本准教授


このページを印刷する

ページ上部へ