2025.12.26

令和7年10月13日（月）、本校の学生9名が宇部市恩田運動公園一帯で開催された「スポーツコミッションフェスタ2025〜健康スポーツの祭典〜」で、KOSENスポーツの体験会を行いました。スポーツコミッションフェスタ2025は、子どもから大人まで気軽にスポーツや健康プログラムなどが体験できる宇部市のイベントとして毎年開催されております。

KOSENスポーツは、ICT機器や従来の運動道具を使ったKOSENらしいスポーツを開発し、提案する活動です。本校では、卒業研究や専攻科の授業科目「エンジニアリングデザイン」などで、新しいスポーツやその道具の開発を行っています。今年も、大人から子どもまで簡単に楽しむことができる3種類のKOSENスポーツ（黒猫ババの宅配便、動きセンサを使った魚釣りゲーム、ポーズじゃんけん）を考案し、約120名の参加者に体験していただきました。

「黒猫ババの宅配便」は、手に持った回転体（くるりん）を回すことで、VR空間内の猫型オブジェクトを操作しながら目標地点まで移動させ、その到達回数によって加算されるスコアを競うものです。回転体とその加速度をリアルタイムで計測・通信するシステムや、VR空間と黒猫のオブジェクトなどを制作し、ゲームとして仕上げました。

「黒猫ババの宅配便」に挑戦する参加者たち

「魚釣りゲーム」は、MESH で提供される動きセンサブロックを既存の釣竿に組み込み、様々な種類の魚を釣り上げる競技です。この競技では、魚の種類によって難易度（得点）の異なる釣り上げ動作が設定されており、釣り上げた魚の総得点を競います。

また、「ポーズじゃんけん」は、カメラとマイコンを使った姿勢認識システムを使って、ディスプレイに表示された指示（例えば、「パーに勝ってください」や「グーと引き分けてください」など）に対して参加者の姿勢を認識し、その正解数を競うものです。体と頭脳をフル活用する競技で、起立した状態でも椅子に座った状態でも参加できることから、高齢者の方々にも体験していただきました。参加者のみなさんは、学生からルールや使う道具の説明を受けて、競技に楽しく参加されていました。

「魚つりゲーム」に挑戦する参加者

「ポーズじゃんけん」に挑戦する参加者

• 一覧へ戻る
• 古い記事へ