独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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目的別

松延朋さん

Tomo Matsunobu

松延 朋さん


東洋鋼鈑株式会社
情報システム開発グループ
平成25年3月 経営情報学科卒業

情報システムから会社を知る・支える。

現在の仕事

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デスクでの仕事風景。

東洋鋼鈑は、鉄のみならず新たな分野へ展開し、社会の進化を支える複合材料メーカーです。私は、現在社内のシステム運用に携わっています。各部署の業務システムの保守や、情報システム会社に委託した情報システムの導入検討などを行っています。生産や営業などの業務システムを通じて会社の様々な情報を扱うことができ、会社の業務全体を見渡すことができます。社内の方々が利用者になるので、利用者に近い視点で、「会社を良くしたい!」という共通の目標に向かい、協力しながら仕事に取り組むことができます。

「プログラミング」と「簿記」を活かして

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勤務地が離れた友人たちと大阪で再会し、ビアガーデンへ♪ 遊び方が少し大人になりました(笑)

学生時代は、「プログラミング」と「簿記」に関心があり、力を入れていました。そこで、どちらの知識も活かせるような職種を探していました。そんな時に先生に紹介して頂いたのが、ユーザー企業の“情報システム部門”でした。当時、ユーザー企業の“情報システム部門”で働くという選択肢は念頭にありませんでしたが、IT社会の進歩が著しい昨今では、どの業界においても情報システムを積極的に取り入れて、会社経営をしていることを知り、製造業(メーカー)に興味を持ちました。今後は経理や会計等の部署にもチャレンジし、業務について理解を深めながら、情報システムの視点から業務改善を提案していきたいと思っています。

経営情報学科への進学のきっかけ

元々、数字を扱うことが好きだったので、「会計」や「数学」を勉強したいと思い、進学を決意しました。入学してからは、日商簿記の資格取得の勉強に励みました。「プログラミング」は、入学するまで触れる機会が無かったので、当初は苦手意識がありましたが、実際に自分で組んだプログラムが動いたときに「面白いな!」と思ったことを覚えています。

高専で学んだ基礎知識が役立っている

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社内の若手でスノボーツアーに行きました。

高専で学んだことは、会社の業務の中で目にすることが多いです。私は社内の業務システムを扱っているので、経理部門であれば「簿記」や「会計」、生産部門であれば「生産管理」や「SCM」、「品質管理」の知識が、利用者の業務を理解していく上で必要になります。経営情報学科では、「簿記」や「会計」、「生産管理」、「SCM」、「品質管理」などの会社経営に関する授業が幅広くあるので、基本となる知識を持った上で仕事に取り組むことができ、役に立っています。

高専で過ごした5年間は一生の宝物

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5年次の高専野球中国大会で優勝しました!

高専5年間では、部活動や学生会、高専祭の実行委員などを経験しました。5年間続けた部活動の野球部のマネージャーでは、1年次から3年次の夏の高校野球大会まで、毎日部活一色でした。暑い夏の日も寒い雪の日もどんな時でも練習に向かう選手たちや監督、先生方、保護者の方々、マネージャーと共に、夏の大会に向けて、団結して過ごした日々は私の一生の宝物になっています!高専時代の友人たちとは、就職に伴い離れてしまいましたが、それぞれの勤務地に遊びに行ったり、旅行先や山口で遊んだり、今でも定期的に会っています!

未来の後輩たちに向けて

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5年次のクラスマッチにて。女子が多いクラスでしたが、クラスマッチは白熱していました!(応援頑張りました!笑)

高専は自由な校風があり、個性を活かせるところですが、勉強面では専門的なことを学ぶので、学生生活で勉強と部活動やプライベートを両立するのが大変な時期もあります。しかし、それを乗り越えることができた時、必ず自分の自信になります。その中で、今後自分自身が「どのような環境で生きていきたいか」、「どんな人になりたいか」を探しながら興味のあることにどんどん挑戦してください!そして、プライベートも充実させて、たくさんの思い出を作ってください!

現在までの経歴

2008年 宇部市立 厚南中学校 卒業
2008年 宇部工業高等専門学校 経営情報学科 入学
2013年 宇部工業高等専門学校 経営情報学科 卒業
2013年 東洋鋼鈑株式会社 入社 情報システム開発グループ 所属

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