独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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目的別

vol.6 伊藤 耕作 准教授

Kosaku Ito

vol.6 伊藤 耕作


一般科 准教授

 

 

学位 博士(体育科学)
専門分野 体育方法学

英語による体育実技授業の試み

身近にあるスポーツの英語

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スポーツでは多くの英語が使われています。たとえば野球のルールでは「アウト(Out)」、「セーフ(Safe)」、サッカーでは「オフサイド(Offside)」、「ゴール(Goal)」などの用語が英語です。他にもゲームの中で使われる「前へ !(Go !)」、「下がれ!(Back !)」や「振り向け !(Turn !)」、「気をつけろ !(Watch out !)」などは、スポーツを経験している人なら一度は聞いたり使ったりしたことのある表現かも知れません。宇部高専の体育授業の一部では、スポーツで使われているさまざまな英語表現をゲームや練習の中で使用します。学生の皆さんには、英語が得意、不得意にかかわらず、意識的に英語のフレーズを使ってゲームを楽しんで欲しいと思います。

PFE制度を導入し英語を使う機会を確保する

毎時の授業では、スポーツでよく使われるフレーズを紹介します。試合中の情報交換に使うフレーズ、味方選手に指示するフレーズ、チームの士気を高めるフレーズなどの中から「これは使える!」と思われるものを3つほど選んで、授業の中で使用する機会を設けます。例えば、球技種目のリーグ戦を行う時には通常ゲームの勝ち点で順位を競いますが、私の授業ではPFE(Point for English)制度というものを導入しています。これは当日の授業で紹介した英語表現をゲームの中で使用できたかどうかを自己評価して、リーグ戦の自チームの勝ち点に加算するというものです。PFEは試合の順位に影響するよう配点されているので、どのチームも必死になって取り組みます。授業に参加している学生は体育や英語に自信のある者ばかりではありませんが、どの学生も「俺にくれ!(Give me it!)」などと言いながら積極的にゲームに参加してくれます。他にもその週の英語の授業で習った単語やフレーズをゲームの中で使うことも勧めています。

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ニューカッスル大学の学生がソフトバレーボール授業に参加

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図.グループワークで使用する学生用英語シナリオ(バレーボール ウォーミングアップ代表者)

教科横断的指導の視点を取り入れ体育授業の充実を図る

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複数科目を組み合わせた教科横断的な授業にはさまざまな可能性を感じます。例えば、音楽と英語、社会と英語など、いろいろと組み合わせることで、片方の教科しか興味の持てなかった学生がもう片方の教科の魅力に気づくことがあるかも知れません。体育を受講する学生の中にも「英語は好きだが体育は苦手」という者もいますが、そうした学生にも、知的好奇心を刺激し学習意欲を高めて行けるような授業を提案していきたいと考えています。まだまだ改善が必要な部分はありますが、学生の反応をみながら実践と検証を進めて行きたいと思います。

現在までの経歴

2002年 日本体育大学大学院体育科学研究科体育科学専攻博士後期課程 修了
2002年 日本体育大学大学院体育科学研究科体育科学専攻博士後期研究員
2010年 宇部工業高等専門学校 一般科 准教授

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