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2015.07.09
現在、宇部高専を訪問している台湾国立聯合大学華語文学系の学生4名とオーストラリアニューカッスル大学の学生8名が、留学生科目「日本事情」の授業に参加し、宇部高専の長期留学生4名とともに日本の古典芸能である能楽の体験をしました。
グループに分かれて授業を受ける留学生
宇部高専非常勤講師の大崎先生が、短期留学生が現在多く訪問しているということで、今回特別にこのような企画を立ててくださいました。授業は、能楽と能面制作に携わる2人のゲストティーチャーをお迎えし、能の歴史、能面体験をした他、宇部高専の長期留学生3名が、母国のインドネシア、カメルーン、マレーシアの面(マスク)についてプレゼンテーションを行いました。
ゲストティーチャーによる能の実演
母国の面(マスク)についてプレゼンをする留学生
能面体験では、全員が能面を着けて歩いてみたり、能の独特な声を出したりしました。「能楽は面をかけて演ずる伝統的な日本のオペラである」とのレクチャーのとおり、お腹から出す能の声出しはとても難しく、また、面を着けると視界が狭くなるため、まっすぐ歩くことも難しそうでした。
留学生たちは、初めての体験にとまどいながらもとても楽しそうで、笑いの溢れる時間を過ごしました。
実際に能面を体験しました