NEWS
2016.02.15
平成27年12月5日（土）、平成28年2月6日（土）の2回にわたり、宇部高専地域共同テクノセンター3階セミナー室において、市民文化サロンを開催しました。
市民文化サロンは、人文科学や社会科学、自然科学に渡る幅広い学術分野について一般市民の方々に分かりやすく紹介し、自由な意見交換等を通じて受講者の教養を高めることを目的として平成21年度からスタートしたもので、今年で7年目となります。
今回のテーマ『アメリカ短編小説を読む』は、平成21年度に発足した市民文化サロン以前より、一般科の後川教授が講師として実施しているのもので、毎回好評を得ています。
講師を担当した後川教授
サロンには、一般の方10名が参加し、少人数でのアットホームな雰囲気で参加者同士の意見交換も多く交わされていました。また、英語で書かれた小説をもとに、文章の解釈方法やその背景などについて触れ、参加者は楽しく英米文学に接していました。
市民文化サロンの様子
アンケートでは、「全体のストーリーをわかりやすく説明しながら、質問に答えてくださるスタイルがよかった」、「個人で読むときはなかなか通読しかできないが、先生の講義によりバックグラウンドや行間の思いなどがよく理解できた」、「英米文学を辞書を片手にじっくりと味わうことができて大変良かった」など大変好評で、市民の皆さんの英語に関する関心の高さがうかがわれました。
宇部高専では、市民文化サロンなど工学系分野に限らない幅広い分野での地域貢献活動によって、今後も地域の方々との交流を大切にしていきます。