2016.02.19
2月12日(金)、台湾の文藻外語大学からインターンシップのために来校していた李月婷さんが、約1ヶ月の研修を終え、インターンシップの総まとめとして報告会を行いました。
インターンシップの報告をする李さん
李さんは、1月19日(火)から宇部高専でインターンシップを行い、企画連携事務室でアンケート集計、宇部観光ガイドマップの作成や電話対応などを行ったほか、本科4年生の中国語の授業では講師として発音を教えたり、台湾留学を希望している学生に対して台湾の紹介を行ったりしました。
学生に台湾や文藻外語大学の紹介をしました
研修は宇部高専だけでなく宇部市役所国際政策課でも行われ、名刺の渡し方などの日本のマナーや宇部市の環境に関する政策などについて学びました。
放課後には、弓道部や茶道部、バドミントン部などたくさんの部活動に参加し、学生との交流も盛んに行いました。
報告会の最後に、「台湾に戻って日本での貴重な経験を生かして頑張っていきたい」と述べ、参加者に感謝の言葉を伝えました。
報告会の様子
インターンシップ修了を記念して
インターンシップを終えた李さんより、感想をいただきましたのでご紹介します。
日本でのインターンシップを終えて/李月婷さん
今回、インターシップ生にとして企画連携事務室で実際に行われているさまざまな業務を体験させていただきました。研修内容は、タブレットのセットアップ、図書館のアンケート集計、寮ガイドの翻訳、宇部観光マップの作成などです。それとあわせて、3月に台湾に来る高専学生のために台湾と文藻外語大学の紹介をパワーポイントで行いました。その他には、中国語、留学生科目の日本事情、経営情報学科の授業にも参加させていただきました。
また、宇部市役所の国際政策課でも研修を行いました。リサイクルプラザと焼却場を見学し、とても多いゴミの量にびっくりさせられました。人間は、自分たちの便利さのために機械などを作りますが、その一方で、有害なものも生まれてしまっているということを知りました。
実際に仕事の現場に身をおいて、自分が足りないところをたくさん発見しました。台湾に帰ってもっと頑張って強くなりたいと思います。この1ヶ月間で、たくさんの方々にお世話になりました。何もかも初めてのことばかりで緊張していた私に、皆様は大変温かく指導してくださって心から感謝しております。短い期間でしたが、皆様のおかけで、とても心に残る思い出になりました。