2016.05.14
4月30日(土)、台湾国立聯合大学において開催された経営系の国際的なカンファレンス「The Conference on Advanced Management and Industry Trends」において、専攻科・経営情報工学専攻の福永晃彦さん(2年)と河﨑愛里さん(1年)が研究報告を行いました。
報告する福永晃彦さん
河﨑愛里さん(右)と甲南大学 岡田元浩先生(左)
このカンファレンスは、近年、世界的な規模で巨大な変化が生じている経済的環境に直面する企業経営が抱える様々な課題に対し、学術と産業発展を目的として議論を行うものです。同時に、様々な国において経営について学ぶ者が共に学び交流する機会を提供する場でもあります。今回のカンファレンスには、経営管理、財務金融、情報部門があり、そのなかで17のセッションに分かれ活発に議論がかわされました。
宇部高専からの参加は今回が初めてで、福永さんは『Regression Analysis of International Tourism Demand』、河﨑さんは『The Effect regarded to COO effects about direct inward investment to Japan-The case of Korean Cosmetic Industry- 』というタイトルのもと、英語で報告を行いました。
学生や教員など全体で約120名が参加していましたが、日本人の学生報告者は福永さんと河﨑さんの2名のみで、アジアを中心とした経営系分野の発展の一端に貢献できる可能性を示すことができました。
研究報告を記念して
翌日は、昨年度に経営情報学科に短期留学をした聯合大学の学生と交流する機会を持つことができ、帰国後の研究の進捗状況やお互いの学校の違いについて理解を深めることができました。また、今年度、宇部高専に留学を希望している聯合大学の学生には、宇部高専でのカリキュラムを説明しました。
台湾学生との交流後、聯合大学の玄関にて
今後も、両校の学生にとって有意義な学術的交流を推進していきたいと考えています。