独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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海外展開事業(ベトナム)協力支援校会議を開催しました

NEWS

2020.09.16

8 月 28 日(金)、ベトナムへの高専教育(Kosen Model Program)の導入支援を行う全国の高専関係者でWeb 会議を実施しました。

会議の様子

カオタン技術短期大学メカトロニクス学科の KOSEN モデル校としての新規開講の準備について、支援校である有明高専創造工学科 坪根弘明教授から報告がありました。
同じく、新規に開催される商工短期大学(COIT) 産業電子学科のシラバスや学生の募集状況等について、函館高専生産システム工学科 森谷健二教授と、宇部高専 仙波伸也教授が共有しました。

函館高専生産システム工学科森谷健二教授と情報を共有する仙波伸也教授

さらに、2年目となるフエ工業短期大学での活動については、鶴岡高専 創造工学科(電気・電子コース)佐藤 淳教授から説明がありました。
今年3月から、コロナ禍の状況により、支援校はベトナム現地に出向いたモデル校で授業や実習の手法改善をすることが出来ませんでしたが、Web会議などを活用して開講の準備をしてきたことが伝えられました。
また、ハノイ市にあるKOSENベトナムリエゾンオフィス 林田栄治所長から、6月に開催された「ベトナム労働傷病兵社会問題省(MOLISA)主催全国教員職員会議(6/20北部地区、6/23南部地区)」において、高専の仕組みについて発表した様子などが報告されました。
現在、タイ、モンゴル、ベトナムの3国で進行中の日本型高専教育制度(KOSEN)の海外展開について、高専機構本部事務局大村浩志事務局次長から説明がありました。

2013年独立行政法人国際協力機構(JICA)のプロジェクトとしてMOIT (商工省)傘下のホーチミン工業大学タインホア分校の教育支援をするため、秋田高専と宇部高専の教員が派遣されたことがきっかけとなり、現在に至ります。

ベトナムの真の工業化と高度産業化を目指し、スキルを持ったエンジニアの養成をするために、引き続き関係者一同、協力してまいります。


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