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宇部高専市民文化サロン「てつがくカフェうべvol.2[記憶]」を開催しました

NEWS

2021.02.12

令和3年2月6日(土)、一般科の小川泰治講師が企画した宇部高専市民文化サロン「てつがくカフェうべvol.2」を開催しました。

宇部高専の市民文化サロンは、人文科学や社会科学、自然科学にわたる幅広い学術分野について一般市民の方々に分かりやすく紹介し、自由な意見交換等を通じて受講者の教養を高めることを目的とした事業です。

てつがくカフェとは、参加者の方々とその場で決めた一つの問いについてお互いに対等な立場で対話を通して考えを深めていく試みのことです。「哲学」と名はつきますが、難しい知識は必要ありません。今年度は新型コロナウイルス感染対策としてオンラインで開催をしたこともあり、第1回に引き続き、宇部市内以外にも、市外や愛知、岡山など様々な地域から、本校学生を含め12名が参加しました。

開催にあたり、小川講師よりてつがくカフェのルールや心がまえ、運営上の諸注意などがなされたあと、当日のテーマであった「記憶」にまつわるもので、参加者の皆さんが考えてみたい疑問を出していきました。「忘れてしまえばもとから無いことと同じではないのか?」、「記憶する、忘れるって確かめられるの?」、「初恋をいつまで覚えていられるか?」などの問いが出たなかから多数決で選ばれた問いは「「今では良い思い出」って本当?」でした。誰しも言ったり、耳にしたことのある「今では良い思い出」という言葉を手掛かりにしながら、過去の記憶の美化や正当化について、それらの言葉の区別や記憶についての語りを通して他者を傷つけたり、自分自身でそれを乗り越えて生きていくことについて等、たくさんの意見や疑問を伺うことができました。

てつがくカフェの様子①

てつがくカフェの様子②

また、終了時刻を過ぎてからも数名の方とは引き続き残って簡単な懇親会を行い、普段はなかなか交流する機会のない地域・世代の異なる社会人の方と学生が対等に交流している姿も大変印象的でした。

参加者からのアンケートでは、「はじめてのてつがくカフェだったが、ファシリテーターや参加者の方々のお陰でとても楽しく過ごせました。」という声や、「オンライン開催であることによって、地域に縛られず、また懇親会なども各自自由参加にできるのがあまり気を使わずに参加できてとても良いなと思いました。」という声をいただいた他、参加した学生からも「普段は家と学校を往復するばかりなので、社会人の方々の話をじっくり聴きたいと思って参加した。また参加したい。」という感想もいただきました。

次年度以降も開催方法や時期などについて改善をしたうえで開催を予定しております。
各回完結の講座ですので、興味がおありの方は次回からでも全く問題ございませんので、ぜひご参加ください。


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