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南野研究室卒業生の論文(専攻科在学時に執筆)が太陽エネルギー学会論文賞を受賞

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2021.03.26

3月22日(月)、九州大学大学院修士課程2年の山本稜之さん(機械工学科・南野研究室卒業生)が、本校専攻科在学中に執筆した論文が日本太陽エネルギー学会論文賞を受賞し、山川校長に報告を行いました。宇部高専から本学会の論文賞を受賞したのは今回が初めてです。

本論文賞は、日本太陽エネルギー学会の学会誌発表論文の中から優秀と認められた論文の著者に贈られる賞で、2020年5月26日に山本さんと南野郁夫教授に授与されましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、この時期の報告となりました。

受賞を報告する山本さん

論文賞を受賞した論文「部分陰によりホットスポットが発生したPVセルの温度分布を予測する連成モデル」(山本稜之、和木大祐、南野郁夫 日本太陽エネルギー学会(2019年)『太陽エネルギー』Vol.45 No.3)は、2015年に和木大祐さん(元宇部高専南野研究室)が始めたホットスポット研究を山本さんが引き継ぎ5年間の研究成果を査読付き論文にまとめたものです(共著者の和木さんは、日本太陽エネルギー学会非会員のため受賞の対象外)。

受賞を記念して

受賞者のコメント

山本稜之さん(九州大学修士課程2年、元宇部高専南野研究室)

この度は2019年度日本太陽エネルギー学会論文賞を賜り、大変光栄に思います。今回の受賞はご指導、ご助言頂いた南野教授、共著者の和木氏あってのものであり、心より感謝申し上げます。大学院修了後は企業の研究所に配属が決定しており、この経験を糧に今後も研究に精進する所存です。



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