2025.10.31
令和7年10月5日(日)、防府市スポーツセンター体育館において、アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2025(高専ロボコン)中国地区大会が開催されました。
今年の競技テーマは「Great High Gate」で、ロボットがボックスを積み上げてゲートをつくり、そのゲートを人が乗った台車と一緒に通過するというミッションでした。
宇部高専からは、Aチーム「ロッカーお化け」とBチーム「チンアナゴ」の2チームが参加しました。
Aチーム「ロッカーお化け」は、まるでロッカーのお化けのような姿をしており、専有ボックスをロッカーの中に丸呑みし、柱を建設するというコンセプトでした。全体が半透明のビニールで覆われ、動くとひらひら揺れるユニークなデザインのロボットです。
|  Aチーム(右側・青)の試合全景 |  ロッカーお化けがボックスを丸呑みする様子 | 
Bチーム「チンアナゴ」は、海水魚の一種であるチンアナゴの姿をしており、ロボットがボックスを持ち上げると、チンアナゴが穴から出てくるように全体を伸ばしてボックスを安定して運びます。試合では、3個のボックスを一度に持ち上げ、ゲートエリアに運びました。
|  チンアナゴがボックスをつかむ様子 |  ボックスを運ぶ様子 | 
残念ながら全国大会への出場とはなりませんでしたが、Bチームは最後まで挑戦する姿が評価され、特別賞(デンソー賞)を獲得しました。

Bチーム特別賞(デンソー賞)受賞の様子
中国地区大会の模様は11月8日(土)の午前10時40分からNHK総合で放送されます。
また、大会の動画はYouTube  でも公開されています。ぜひ、テレビ放送・動画でもロボットの勇姿をご覧ください。
でも公開されています。ぜひ、テレビ放送・動画でもロボットの勇姿をご覧ください。
学生のコメント
木村 晴さん(制御情報工学科3年・Aチームリーダー)
今回のロボコンでは、初戦敗退となってしまった。なぜこうなってしまったのか考えたが、一番の要因は自分1人ですべてをやろうとしたからであろう。もっと人に頼るべきだったと反省している。ロボコンのルール発表前のオフシーズンの使い方も上手ではなかった。それでも、パイロンを動かし15点を獲得できた。ロボコン中国地区大会に出場できたのも、周りの協力してくださった皆さんのおかげだと思うので感謝している。
佐郷 滉太朗さん(機械工学科4年・Bチームリーダー)
私は4年生ということで、本格的にロボコンに参加するのは今回が最後でした。部品の数がギリギリだったこともあり、ロボットの完成が遅れ、操縦練習の時間がほとんど取れなかったことが残念です。結果は奮いませんでしたが、長年自分たちで作ったロボットを操縦したいと思っていて、それが叶ったのが嬉しかったです。後輩の部員たちは、今年たくさんのことを学べたと思うので、それを活かして来年もまた頑張って欲しいです。
|  インタビューの様子(Aチーム) |  インタビューの様子(Bチーム) | 
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