独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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<地域課題解決型 地域教育>子ども食堂でレクリエーションを開催しました

NEWS

2025.11.05

令和7年8月30日(土)、地域教育で地域の課題解決に取り組む学生が、宇部市新川ふれあいセンターのホットスタッフ子ども食堂で、『カップタワーバトル』と『的あてチャレンジ』のレクリエーションを開催しました。

子ども食堂では、食を通したコミュニケーションや地域交流、子どもたちの学びや体験の場づくりといった点に課題があると伺いました。そこで学生たちは、SDGsの「子どもの健全育成」をテーマに、子ども食堂の夏祭りのイベントとして、来場者やスタッフの方々が楽しく参加できる活動を企画しました。

会場には115名の方が来場し、チームで制限時間内に紙コップを積んだ高さを競う『カップタワーバトル』や、手作りしたゴム鉄砲と的を使用した射的『的あてチャレンジ』で、多くの方に楽しんでもらいました。

レクリエーションの様子

来場者にはアンケートにもご協力いただき、「子供たちも楽しんでいました」「いろいろなことができてうれしかった!」など、たくさんの温かいメッセージが寄せられました。また、ゴム鉄砲と的のセットは、子ども食堂に新しいおもちゃとして寄付させていただきました。

参加者の集合写真

参加した学生のコメント

佐藤 七海さん(物質工学科2年)

 よくボランティアに参加している子ども食堂で、コロナ禍の影響もあり交流を図ることが難しい状況が続いていることを知りました。何かお手伝いできることがないかと思い、みんなが安全に楽しめるようこのレクリエーションを企画しました。保護者の方やお子さん、スタッフの方も笑顔で一生懸命に取り組んでくださいました。この活動を通して少しでも居心地の良い空間づくりに貢献できていたら嬉しく思います。

大田 葵生さん(物質工学科3年)

 子ども食堂の夏祭りに参加し、地域の子どもたちと直接ふれ合う中で元気をもらい、とても楽しい時間を過ごすことができました。夢中になって遊ぶ姿や笑顔にこちらまで笑顔になり、準備してきてよかったと心から感じました。地域の人たちと一緒に過ごすことで、つながりを大切にすることの温かさや、みんなで場を盛り上げる喜びを改めて実感できました。今後も地域に笑顔を広げる活動に積極的に関わりたいです。

吉田 遙姫さん(物質工学科3年)

 私たちが作ったゴム鉄砲やゲームコーナーに、多くの子どもたちが集まってくれて、本当にありがとうございました。みんなが目を輝かせながら的を狙ったり、歓声をあげてゲームに夢中になったりする姿を見て、私たちも心から嬉しい気持ちになりました。準備は少し大変でしたが、「楽しかった!」という元気な声と、たくさんの笑顔に触れることができ、頑張って本当によかったと感じています。この経験は、私たちにとって何よりの励みとなりました。

地域課題解決型PBL(Problem/Project Based Learning)「地域教育」とは?

宇部高専では、2017年度よりエンジニアリングデザイン能力の醸成、課題発見能力育成および多様なイノベーション創出を目的としたアクティブラーニング型授業として地域課題解決型PBL「地域教育」を開講しています。課題を与える(選択する)のではなく、自らが課題を発見するところから取り組み、実践活動することで、今、社会が求めている「待ちではなく、自ら考え、提案、行動できる人材」を育成しています。


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