2026.01.21
令和7年11月17日(月)、地域教育で地域の課題解決に取り組む学生が、山口市の藤本美容室と共同制作したヘアカタログを同美容室に納めました。
この活動は、結婚式などの特別な日のヘアスタイルが、顧客からお願いされたスタイルどおりに再現できるのか分からないという不安を抱える美容師の課題に対し、最新トレンドを反映したスタイルカタログを導入することで、イメージを正確に共有し、満足度の高い仕上がりが実現できると考えて企画しました。
取り組みでは、結婚式のトレンドを踏まえたヘアカタログを作成し、顧客と美容師が理想のスタイルを共有しやすい環境を整えました。美容師はカタログをもとに、衣装やヘアアクセサリーとの相性を踏まえた提案を行うことで、事前カウンセリングがよりスムーズに進められることが期待されます。
実施後、店舗側から「イメージのズレが大幅に減少した」「スタイルの方向性を確認しやすくなり、提案の質が向上した」といった肯定的な評価が得られました。これにより、再現性の高い施術が可能になり、結果として顧客の増加にもつながる見込みが示されました。
![]() 美容室での記念写真 | ![]() 実際に設置されたヘアカタログ |
参加した学生のコメント
大島 一華さん(経営情報学科3年)
今回、ヘアカタログを作成し美容室へ提供したことで、現場でどのように役立っているかを実際に確認でき、大きな手応えを感じました。美容師の方からは「お客様との共有がしやすくなった」という声が聞け、制作側として嬉しく思います。また、カウンセリングが円滑になり、提案の幅が広がったとの評価もあり、資料としての価値が十分に発揮されていることを実感しました。今後はより最新のトレンドを反映しながら、ニーズに寄り添ったアップデートの協力を続けていきたいです。
石田 莉音さん(経営情報学科3年)
今回の活動では、美容院に設置するヘアカタログの作成と配置を行いました。カタログを制作し、スタイルの写真や説明を整理する作業を通じて、「お客様が思い描くイメージ」と「美容室が提供するイメージ」を事前に共有することの大切さを強く感じました。完成したカタログが、仕上がりのイメージ違いを減らし、お客様と美容師の方々の円滑なコミュニケーションにつながるきっかけとなれば嬉しいです。
地域課題解決型PBL(Problem/Project Based Learning)「地域教育」とは?
宇部高専では、2017年度よりエンジニアリングデザイン能力の醸成、課題発見能力育成および多様なイノベーション創出を目的としたアクティブラーニング型授業として地域課題解決型PBL「地域教育」を開講しています。課題を与える(選択する)のではなく、自らが課題を発見するところから取り組み、実践活動することで、今、社会が求めている「待ちではなく、自ら考え、提案、行動できる人材」を育成しています。

