独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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高山 哲生さん

Tetsuo Takayama

高山 哲生さん


国立大学法人 山形大学大学院
有機材料システム研究科 助教
平成14年3月 機械工学科 卒業
平成16年3月 生産システム工学専攻 修了

高専卒の大学教員として

現在の仕事

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研究室の風景。実験やデータの整理に頑張っています。

私は山形大学に教員として勤めています。高専卒で大学教員というのは珍しいと思うかもしれませんが、大学には高専卒の先生が結構います。私はプラスチックやその複合材料の成形加工や物性に関する研究を行っています。

平成26年4月に研究室を立ち上げ、現在は多数の企業と共同研究を進めて、新しいプラスチック製品を創る技術や材料の開発を学術的な観点から行っています。

今の仕事に就きたいと思った理由

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国際会議での一コマ。

私は時間に縛られたくなかったので、ある程度自分の裁量でスケジュールが決められて、なおかつやる仕事に生きがいを感じられる職業という選択肢で選びました。研究が好きだったというのも理由の一つです。

宇部高専への進学を決めた理由

中学生時代に成績のための勉強がいやになり、どうせ勉強するならば手に職のつく勉強がしたいと考えて、高専を選びました。大学受験をしたくなかったのも理由の一つです。宇部高専にしたのは、単純に実家から通学しやすかったからです。

宇部高専で学んだ教訓を学生に伝える

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平成28年度高山研究室のメンバー。
学部生4名と少ない中で頑張ってくれて、研究成果は複数件の特許出願につながりました。よく「やる」学生に育ってくれています。

人間は自分から「やる」か、「やらない」か、で見られる景色が全く変わります。これは宇部高専で学びました。「やる」学生は伸びますし、「やらない」学生は厳しい言い方をすれば留年します。最近の学生は「ゆとり世代」とか「さとり世代」とか言われていますが、実際に接すると私たちが学生だった時代とあまり変わりません。IT技術が発達して、生活環境が変化しても、大学教員の仕事は学生を自分から「やる」人間として社会に送り出すことと思います。

卓球部での5年間

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全国高専大会後に撮った集合写真。

私の高専時代のほとんどは卓球部でした。引退時でもそんなに強くない5年生でしたが、周りのメンバーに恵まれて全国高専大会で団体優勝しました。あれから15年以上経ちます。勤務地が東北で、会場に顔を出すことは難しいですが、高専大会の時期になると、Webで検索して結果だけは見ています。

未来の後輩たちに向けてのメッセージなど

高専で学ぶことは、人生を通じて大事なことが多いと思います。自分の生き方を真剣に模索できるいい環境です。自分の可能性を信じて、やりたいことを貫いてください。

現在までの経歴

1997年 宇部市立 常盤中学校 卒業
1997年 宇部工業高等専門学校 機械工学科 入学
2002年 宇部工業高等専門学校 専攻科 生産システム工学専攻 入学
2004年 九州大学大学院 総合理工学府 物質理工学専攻 修士課程 入学
2006年 九州大学大学院 総合理工学府 物質理工学専攻 博士課程 入学
2007年 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
2009年 国立大学法人 山形大学大学院 理工学研究科 助教
2016年 (現在) 国立大学法人 山形大学大学院 有機材料システム研究科 助教

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