独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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宇部高専テクノカフェ第7回セミナーを開催

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2014.12.17

2月17日(水)、地域共同テクノセンターセミナー室にて、宇部高専テクノカフェの第7回セミナーを開催しました。今回は初めての試みとして、主に本校の若手教員を対象とし、グローバルな競争下にある企業の技術開発の実際について、企業の技術開発責任者より講演いただき、教職員29名、専攻科生3名、学外者3名、計35名の参加がありました。
セミナーでは、宇部興産機械株式会社 取締役 技術開発部長兼成形機事業部副事業部長の古屋博章氏より『産業機械メーカにおける技術開発について』と題した講演が行われました。 「過去の事例にみる技術開発」では、過去の幾つかの技術開発事例を挙げ、開発に至る経緯と開発着手から上市まで、事業の浮沈を背負っての試行錯誤について語られました。 「技術開発の流れ」では、それらの経験をベースに、現在では会社の事業方針・各事業の技術開発方針・技術開発ロードマップより開発案件を絞り込み、開発企画書・開発計画書を作成し、毎月進捗のフォローを行うことで、短期間に効率的で失敗のない技術開発の仕組みを確立・展開していることを講演されました。 また、その中でも特に力を入れていることは新製品・新技術開発における品質管理ルール(3段階のQC管理)の遵守であり、各段階でQC管理を徹底することで、上市後のトラブル防止に大きな成果を上げていることも説明いただきました。 最後に、企業の持続的発展に最も重要な社内技術者育成についてお話しがありました。企業経営者の一人として、過去、先達を含めて営々と築いてきた社内の技術開発の方法を守りつつ、変化に強い多様なDNAを持つ人材を育て、常に柔軟で豊かな発想を持つ技術者集団になれるよう、日々、働きかけをするよう心掛けているとのことでした。 これは、本校の学生教育・指導に示唆を与えるものでした。
講演後には、「初めて直接企業の技術開発責任者から、技術開発の実際について話を聞き感動した」、「今後の研究活動のヒントもあり有益だった」などの感想が寄せられました。

20141217_1藤田テクノセンター長挨拶の様子 20141217_2古屋氏講演の様子


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