2013.11.13
平成25年10月9日から11月13日までの毎週水曜日・土曜日(各2時間、全10回)に、本校視聴覚教室において経営情報学科担当による公開講座「日商簿記検定3級受験講座」を開催しました。
昨年度は、日商簿記検定2級受験講座を開催しましたが、本年度はより多くの方が受験される日商簿記3級講座を開催しました。日商簿記3級は、個人商店の経理担当者として必要な商業簿記に関する知識を問う試験ですが、一通り勉強することで簿記の仕組みが理解でき、経理関連書類を読み取るための基礎力が付きます。最近は、営業、管理部門に必要な知識として評価する企業が増えてきています。
講義では、専門用語で分かりづらい内容について、具体例を交えながら出来るだけ身近なものとして感じられるように説明することと、実際に出題された過去の問題を解くことによって実践力を鍛えることを目的としました。
仕訳問題全般を宿題で出しながら、基本的な事項の確認をする一方で、仕訳記入から元帳への転記、試算表の作成、精算表作成までの簿記一連の流れを理解してもらうための講義を行いました。特に、試算表と精算表の問題は、ほぼ毎回出題される重要な学習事項です。受講者の皆さんからは、「授業の内容がわかりやすかった」、「独学では歯が立たなかったが、解けるようになった」、「大変充実した講義で楽しかった」、「時間がもっと欲しかった」などご好評をいただきました。
11月の試験はいかがだったでしょうか。本年度は2月に受験する機会がありますので、ぜひ合格を目指して頑張っていただきたいと思います。
公開講座の様子1 | 公開講座の様子2 |