2016.07.25
経営情報学科では、7月15日(金)に株式会社西京銀行から専務取締役 金丸 眞明様をお招きして、講演と学生発表会を行いました。
本講演と発表会は、経営情報学科5年生で開講する西京銀行協力講座「銀行論」(半期15回)の最終回として実施したものです。
金丸専務の講演では、社会人として経済的に自立した生活を送るためのスキルとして、金融リテラシーを身に付ける必要があるというお話しをいただきました。また、地域金融機関として、地域活性化のために西京銀行がどのような取り組みをされているかも紹介され、将来、山口県や宇部市に貢献したいと考えている学生にとっては刺激のある内容でした。
金丸専務による講演の様子
また、金丸専務のご講演の後、学生は5つのグループに分かれて研究発表を行いました。学生は、これまでの聴講した講義と自ら調査した内容をもとに、若者視点から西京銀行へのご提案ということで、各グループ異なるテーマで発表しました。学生が発表した各テーマに対して、金丸専務から丁寧なコメントをいただきました。1カ月試行錯誤しながら考えてきた学生にとって、大変励みになったと思います。
研究発表を行う学生たち
今年で西京銀行協力講座を開講して3年目を迎え、学生は地方銀行の取組みと役割について理解してきているようです。宇部高専を卒業後、または大学へ進学した後に金融機関へ就職する学生も増えてきています。また、地域貢献を考える学生も増えてきているようで、経営情報学科では昨年度・本年度とも地元就職が40%を超えました。これも本講座の1つの成果だと思われます。