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2016.09.01
8月23日(火)、宇部高専微生物工学実験室において、宇部市の小・中学校の理科担当教員を対象にした「理科授業リカレントセミナー」(宇部高専主催、宇部市教育委員会後援、日本農芸化学会助成)を開催しました。
講師を務める三留准教授
このセミナーは、小・中学校の教育現場ですぐに役立つ基礎的な実技を習得していただくことを目的として、昨年度に引き続き開催したものです。
セミナーの様子
今年度のテーマは、化学の実験講座(講師:物質工学科 三留准教授)で、水溶液の性質の実験やDNAを抽出する実験を行いました。水溶液の性質の実験では、鉄やアルミニウムに塩酸を添加した時の変化およびその溶液を蒸発させ得られる個体の確認、炭酸水から二酸化炭素を水上置換法で収集してその性質の確認などの実験を行いました。
水溶液の性質実験
DNA抽出実験では、ブロッコリ―からDNAを抽出する実験を行いました。
DNAを抽出する実験
実験講座修了後は、学内及び研究室をご案内し、宇部高専の設備を見学していただきました。
研究室を見学していただきました
参加していただいた先生からは、「身近なものを使った実験で、生徒たちもより身近に感じて意欲的に取り組むと感じた」、「DNAの抽出実験は簡単にでき、とても勉強になった」、「多くの実験を経験できて嬉しかった」など、ご好評をいただきました。