2016.10.11
9月28日(水)、平成28年度第1回目の宇部高専T&B交流見学会を開催し、本校教職員7名を含む宇部高専T&B会員17名が参加しました。今回はT&B総会の講演に続きロボット技術を見学ということで企画を始めました。卒業生との縁もあり株式会社TOTOと株式会社安川電機の見学を行いました。
まず、株式会社TOTOでは、TOTOミュージアムを見学しました。この施設は株式会社TOTOの100周年事業で開設された施設で、上下水道が整備されるとともに衛生陶器が普及していき、水まわり商品を取り扱うメーカーに成長するTOTOの歴史や、衛生陶器を支える技術について学ぶことができます。トイレの設計・製図やセンサーの開発については、高専の学生が貢献できる分野だと思います。
TOTOミュージアム見学
TOTOミュージアムにて記念撮影
株式会社安川電機では、機械工学科の卒業生の安野様からご説明を受けた後に、ロボット第2工場を見学し、その後、こちらも100周年事業で開設された安川電機みらい館と安川電機歴史館を見学しました。ロボット第2工場では、腕型ロボットの製造過程を見学することができました。配線などの一部を除き、製造過程のほとんど全てでロボットによるオートメーション化を実現しています。みらい館では、体験型アトラクションで安川電機の技術を楽しむことができ、ここでは介護やリハビリ用のロボットの取組みを見ることができました。
ロボット見学の様子
安川電機みらい館にて記念撮影
宇部高専T&Bは、卒業生が活躍している企業との繋がりを大切にし、今後もこのような企業との交流を盛んに行っていきます。