2018.05.24
5月18日放課後、3月の春休み期間中に実施した海外研修の成果報告会を、コールズカフェにて行いました。
今回行ったのは2つの研修の報告で、1つは台湾国立聯合大学(苗栗市)で3月9日~31日に実施した研修(専門学科の研究室で実験・実習)と、もう1つはニュージーランドクライストチャーチ工科大学で3月10日~26日に実施した英語研修の成果報告です。
これまでの成果報告会は大きな会場にて5分間のプレゼンテーション形式で行っていましたが、今回から1時間、入れ替わりでやってくる聴衆に何度も説明するポスター発表形式に変更しました。会場は昨年度整備した「コールズカフェ」(学生会館1階学生交流室)で、国際交流活動をリラックスした雰囲気で行うためのスペースです。
この夏に海外研修に出て行く学生も多く参加し、間近で海外研修を体験した学生の話を聞くことができました。
ポスター発表の様子
この夏、台湾、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランドなどで実施する本校の海外研修プログラムに参加する学生は、本科生(1~5年生)69名、専攻科生12名。加えてトビタテ留学JAPANに採択された6名(アメリカ、フィリピン、台湾、マレーシア、韓国、シンガポール)が、自分たちで考えた研修計画を実施しに海外に出て行きます(1名は4月からすでにシンガポールで研修中)。
10月には夏の研修成果報告会も、コールズカフェやコールズスタディ(学生会館2階)でポスター発表形式で実施する予定です。
発表後の集合写真
参加学生の感想
友村真麗さん(経営情報学科4年)
私はニュージーランドクライストチャーチ工科大学に英語の研修に行きました。研修報告会では、ニュージーランド研修のことだけではなく、国際交流を行う上で大切であると感じたことを発表しました。これから海外に行く学生や、経験を積まれた先生方と対談することができ、とても有意義な時間でした。
発表を通して、海外研修の新たな良さに気づくこともでき、自身のスキルアップに繋がりました。話すだけのコミュニケーション力ではなく、自己理解を深めること、相手を受け入れることなど、広い意味でのコミュニケーション力をこれからも磨いていきたいです。
ポスター発表を終えた友村さん
原田優佳さん(物質工学科4年)
私は3月8日~31日までの3週間、台湾国立聯合大学理工學院材料科學工程學系の謝健先生の研究室で、「シリコンウェハー上のナノワイヤ」を確認する研究を行いました。聯合大学ではパワーポイントを使い英語で成果報告を行いましたが、今回は日本語でポスター発表を行いました。
今回のポスター発表で、たくさんの人に的確に研修内容を発表することができました。また、質疑応答や意見交換などが活発に行えました。この発表で学んだことを今後の卒業研究やその発表等で活かしていきます。
発表する原田さん