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2021.04.07
2021年3月5日(金)にオンラインで開催された「第14回クラミドモナス研究会」で、物質工学専攻2年の上村直輝さんが学生優秀発表賞を受賞しました。クラミドモナス研究会は、光合成微生物を研究する国内の第一線の研究者が集まり、最新の研究成果を発表、議論する研究会です。
上村さんは、「高速イメージングで明らかにするVolvoxのメタクローナル波による運動機構」という題目で口頭発表を行いました。発表では、自作の顕微鏡と画像解析を駆使し、Volvoxとよばれる光合成微生物の泳ぐ仕組みを明らかにしました。この賞を争ったのは東大や京大などの有名大学の大学院生であり、大学生にあたる専攻科生が学生優秀発表賞を受賞したことは快挙であるといえます。
指導教員の島袋准教授は、「真っ向勝負で賞を勝ち取った上村さんにとって、今回の受賞は大きな自信になったはず。本当におめでとう。」と受賞を讃えました。
山川校長に受賞を報告する上村さん |
受賞を記念して |
受賞者のコメント
上村直輝さん(物質工学専攻2年)
この度は、学生優秀発表賞という名誉ある賞を賜ることができ、大変光栄に思います。受賞にあたり、指導教官である島袋先生、研究に協力頂きました東京工業大学の若林先生と法政大学の植木先生に深く感謝申し上げます。本賞受賞を励みとし、より一層研究に精進してまいります。