2024.09.17
令和6年8月9日(金)、自主活動グループである電気工学科E-Projectに参加するメンバー(電気工学科5年 内田祥汰さん、4年 大畠悠暉さん、新谷愛美莉さん、3年 中村真梨子さん、渡邊大輝さん、2年 網屋沙悠希さん、大塚双葉さん、廣石佳奈美さん、1年 石川万葉さん、竹林楓真さん、平川士竜さん、村尾啓輔さん、山縣弥生さん)が、小中学生向けの工作教室「ライントレーサーを走らせよう!」を実施し、県内の小中学生14名とその保護者8名が参加しました。
工作教室の様子①
この工作教室は、自主活動グループ電気工学科E-projectの活動の一環で学生のスキルアップとともに、学外に対して宇部高専や電気工学科、電気工学に興味を持ってもらうことを目的とした活動です。前年度の「リニアモーターカーをつくろう」に続き、今回はライントレーサーを用いて電気工学の理解を深めてもらいました。教室ではライントレーサーの仕組みを学んだ後に、チームに分かれて実際に動かしてもらいました。ライントレーサーの動く特徴や、自作したコースをいかに正確に早く走れるかを考えながら、楽しく学んでもらいました。
工作教室の様子② |
工作教室の様子③ |
参加者からは、「楽しかった、興味がわいた、学生が親切にしてくれた」など多数のコメントが寄せられました。
主催学生のコメント
石川 万葉さん(電気工学科1年)
今回の工作教室は初めてのE-projectの活動でした。準備の段階からメンバーと積極的に協力し、アイデアを出し合ったので無事成功させることができました。電気の魅力を伝えることを前提とした教室でしたが、小中学生たちの笑顔や楽しそうな声をたくさん聞くことができたので良いものをつくれたと思います。
今後もたくさんの企画を実施し、自分の成長の糧にしながら、小中学生に電気のさまざまな魅力を伝えていきたいと思います。
平川 士竜さん(電気工学科1年)
初めての体験でしたが、先生方や本校の先輩方の協力のおかげで無事成功することができました。また小学生は積極的に楽しみ、雰囲気を明るくしており、中学生は楽しみながらもメリハリをつけ真面目に取り組んでいました。実際に競争してみたときには教えたことを活かしどうしたら速く走れるかや、たくさんのポイントを目指したりする受講生の姿が見られました。グループで作戦を考える時間では自分の意見を言いつつも、相手の意見を聞き入れる受講生がたくさんいて、どの班もよい作戦を立てられていました。
私も学べたことを今後の生活に活かしたいです。
自主活動グループ電気工学科E-Projectとは
電気工学科E-Projectは、電気工学科の女子学生による自主活動グループP.E.girlsを発展させ、男女が共同し、学内外の電気工学科や電気工学への理解を深めるための活動を行うことを目的として、今年度も継続して活動しています。今年度は、5年生10名、4年生20名、3年生23名、2年生24名、1年生20名の合計97名が参加して、各自が興味を持つテーマに沿って様々な活動に主体的に取り組んでいます。
令和6年度宇部高専自主活動奨励事業にも採択されており、本活動を通じて、専門知識のみならず社会で求められるコンピテンシーを向上させ、学生自身のスキルアップを図ることを目指しています。
P.E. girls(Power Electronics girls)とは
P.E.girls (Power Electronics girls)とは、2018年度から電気工学科の女子学生を中心に活動しているグループです。パワーエレクトロニクス動画作成および動画コンテストへの応募、自主活動奨励事業を活用した女子小中学生限定の電気工作教室の企画および運営、電気工学に興味を持つ女子学生を増やすための手法等の検討および学会発表などを行っています。
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