2016.04.08
3月28日(月)、宇部高専と文藻外語大学(台湾)は、教員間の交流や学生交流プログラムの実施、共同研究の推進を目的とした学術交流協定を、文藻外語大学にて締結しました。
調印式では、宇部高専の三谷校長と文藻外語大学の陳美華副学長が協定書に署名し、両校の交流を深めていくことに合意しました。
協定書に署名を行う陳美華副学長(左)と三谷校長(右)
調印式の後は、陳美華副学長のご案内で文藻外語大学の施設や言語学の講義を見学し、その翌日には調印式に同行した畑村教授と田川准教授が、日本語学科で宇部高専と日本の食文化について講演を行いました。
陳美華副学長から大学の歴史を聞く三谷校長
文藻外語大学は、台湾で唯一高専制度(中学卒業後の学生が入学、5年制の専門教育)を持ち、同じキャンパスに4年制の大学が併存する外国語教育に特化した教育機関です。今回の協定締結は、平成26年12月に、在外研究員として台湾に滞在中の畑村教授が文藻外語大学を訪問したのがきっかけで実現に至りました。
この協定締結により、両校間の教育、研究および教員や学生の交流を通じて、国際的相互理解、学術的協力関係、文化的相互理解をさらに進めていきます。特に、中国語や英語などの語学教育の協力、リベラルアーツ教育の協力、インターシップ生の受入などを実施し、今後は、英国語系、国際企業管理系の学科とも交流を行っていく予定です。
文藻外語大学のキャンパス
文藻外語大学の概要(平成28年4月現在)
・名称:文藻外語大学 英語名:Wenzao Ursuline University of Languages
・代表者:周守民
・設立:1966年7月
・学生数:約9,000人
・学科構成:日本語学科、英語学科、応用中国語学科、フランス語学科、ドイツ語学科、スペイン語学科、外国語教育学科、国際事務学科、国際企業学科、情報管理コミュニケーション学科、コミュニケーションアート学科、翻訳学科