2016.04.07
3月25日(金)・26日(土)に、宇部高専と交流協定を締結している台湾国立聯合大学(苗栗県苗栗市)で、国際学会「2016對外華語人才培育國際學術研討會」が開催され、一般科の畑村学教授が参加しました。
聯合大学八甲校舎地区の国際会議センターにて
この国際会議は、欧米やアジアの国々で、将来中国語の教員を目指す台湾の若い人材をどのように育てるかをテーマに開かれたもので、台湾国内を中心に、ドイツや韓国など多数の国から研究者が集まりました。
学生ボランティアのみなさん
畑村教授は、宇部高専で行っているプレゼンテーションを取り入れた漢文の授業を中国語で紹介しました。中国の古典文学とコミュニケーション教育を結びつけた独自の取り組みには、発表後に台湾の複数の研究者たちから質問が出ました。
また、畑村教授は2日目に開催された同テーマの座談会にもパネラーとして参加し、日本における中国語教育の現状や、日本で外国人が中国語の教員になるための条件について報告しました。
シンポジウムでパネラーとして登壇した畑村教授(左)
畑村教授は、一昨年9月から約3ヶ月、会場となった聯合大学に国立高専機構の派遣で在外研修を行いました。それを契機として、2014年11月に両校は学術交流協定を締結し、昨年3月から両校の学生同士の交流がスタートしました。今後は6~7月にかけて聯合大学の学生を受け入れ、8月には本校の教員3名が約1ヶ月間、聯合大学で同大学の教員と共同研究を行う予定です。
聯合大学(八甲校舎区)