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2017.04.10
4月7日（金）、株式会社アースクリエイティブ・リサイクルセンター（宇部テクノパーク内)において、バイオガス発電モデルプラント完成披露会（主催：株式会社アースクリエイティブ、宇部市）が開催されました。
バイオガス発電モデルプラント１
このモデルプラントは、生ごみを原料としてメタン発酵によって生成されたバイオガス（メタンガス）による発電をする設備であり、宇部市の補助金を株式会社アースクリエイティブ（栗原和実 代表取締役社長）が受け、NPO法人木野環境が企画、宇部興機株式会社（小玉明典 代表取締役社長・宇部高専テック＆ビジネスコラボレイト（宇部高専T&B）会長）が製造、本校が技術指導を行って完成されたものです。
プラントは、メタン発酵設備、保温設備、液肥貯留設備、ガス貯留設備、及びガス発電設備で構成され、動力にはソーラ発電と太陽熱温水器を用いて、独立で稼働できるようにしています。また、ガス発電設備では本田技研工業株式会社の小型発電機を使用しており、バイオガスによる発電用エンジン制御に工夫がされています。
バイオガス発電による照明点灯と湯沸し
宇部市は、市民・事業者・行政の協働による資源循環のまちづくりを重点施策として、生ごみを中心としたバイオマス利活用を掲げています。本プラントによる実証実験とともに、食品リサイクルループの確立などの循環型社会の形成に本校も協力していきたいと思います。