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金子慎嗣氏「バイオ燃料で世界を救う」――第1回SA主催の講演会を開催しました

NEWS

2018.06.26

6月13日(水)放課後、この春に本校専攻科物質工学専攻を修了した金子慎嗣氏による講演会「バイオ燃料で世界を救う-ぼくがドイツの大学院を選んだわけ-」を、学生会館2階のグローバル交流スペース「コールズスタディー」にて実施しました。

講演会の様子

講演会の様子

金子氏は、「宇部高専グローバルマイスター」(学生の国際交流活動を推奨する本校の新しい制度)に認定された第一号で、今年の9月からドイツの名門・ベルリン工科大学大学院に進学します。進学後は、ベルリンにある本学とエジプトにある大学の研究所を半年交代で行き来し、そこで世界のエネルギー問題を解決するための「バイオ燃料の研究」を行う予定です。

講演会では、ドイツの大学院を選ぶまでの経緯、海外の大学院を受験する上で必要なこと、英語の勉強方法など、本人の体験を中心に話をされました。

プラント建設プロジェクトの説明をする金子氏

プラント建設プロジェクトの説明をする金子氏

講演会には学生や教職員約30名が集まり、みな熱心に金子氏の話に聞き入りました。講演会終了後は座談会も開催され、SA(学生大使。Student Ambassadorの略称)の学生を中心に質疑応答が行われました。

今回の講演会は、学内の国際交流活動を推進する学生組織であるSAの活動として実施しました。今後もSAの自主活動としてこうした講演会を実施する予定です。

講演会のポスター

講演会のポスター

金子慎嗣氏:後輩たちに向けて

人生100年時代になると言われ、やっと1/4を消費した。私は本校の本科を卒業後、化学会社に勤め、数年で退職し専攻科に入学した。そして、ドイツのベルリン工科大学に進学する予定だ。通常ならば、定年まで化学会社に勤め、平凡な暮らしを送ることが皆が考える幸せな生き方だと思う。しかし、私はこのような道を選ばず、他人からはリスクのある道と思われる人生を歩む事に決めた。ここには、平凡な人生には無い楽しさが存在すると信じている。
この楽しさを追求する為に、本科では不得意であった英語を必死で勉強し、海外大学院進学のチケットを手に入れた。一度、社会に出て、遠回りをしたがこの経験は私の財産だと思う。残りの人生3/4は果てしなく長く感じる。これをどう楽しく過ごすかは自分の行動で決まる。
やりたい事を胸に仕舞い込む事は、誰にもできる事だ。一歩、踏み出す勇気を持って欲しい。結果は後からついてくる。失敗してもまだたっぷり時間はある。他人と違う人生を歩みたい人は、海外の大学進学を強くおすすめする。敢えて難しい道を選択し、自分に高付加価値をつけていこう!私たちの人生はまだ始まったばかりだ。

講演会に参加した学生の感想

永田季良莉さん(経営情報学科4年)

本科卒業後に一度就職され、社会経験を積まれる中で自分のやりたい事が見つかり、専攻科へ入学されるという、珍しい進路。また、専攻科に入学されてから英語力をつけ、ベルリン工科大学に入学されるまでになられた事を知り、「人は本気になったら何事でも達成することが可能である」ということを強く感じさせられました。
また、アメリカやカナダの大学院進学と比べ、ヨーロッパ等の大学院進学の方が募集要項の基準が易しいというポイントも知りました。講話を通して、金子さんが夢に向かって近づいている姿にとても刺激を受けました。

木谷映南さん(物質工学科1年)

金子さんの行動力に驚きました。金子さんは自分のやりたい事を見つけた後、まずは計画を立ててそこで終わるのではなく、アメリカやヨーロッパの多くの大学にメールを出すという行動を起こしているところが自分と違うと思いました。
話を聞く前は「やっぱり才能なのかな」と思っていましたが、「僕も普通の学生だった」「TOEICは300点だった」とあり、そこからベルリンの大学院に行くまでの変化や努力が凄いと感じました。
この話のなかで私は、「思ったら行動に起こす、やってみる」ということの大事さを学びました。また、自分がやりたいことをもっと勉強し、自分の経験を深める1つの手段として、世界にも目を向ける必要があることがわかりました。


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