2018.06.26
6月18日(月)、今年度の「トビタテ留学JAPAN地域人材コース」に採択された田中実里さん(経営情報学科4年)が畑村留学交流室長と校長室を訪問し、採択の報告を行いました。本校学生が地域人材コースで選ばれるのは初めてで、快挙です。
記念写真(右から三谷校長、田中さん、畑村留学交流室長)
田中さんは二次試験のプレゼンテーションで実際に使用したスケッチブックを使い、三谷校長に研究計画をわかりやすく説明しました。
三谷校長に研究計画を説明する田中さん
三谷校長の質問に答える田中さん
田中さんは島根県浜田市の出身で、島根県を活性化させるための知識とスキルを学びに宇部高専に進学してきました。将来は故郷島根県でインバウンド(外国人観光客)を増やすための活動をしたいと考えており、今回は夏休み期間中にそのための活動の第一歩を台湾で行ってきます。
台湾では、私立の名門・淡江大学中国語センター(台北)で中国語を学んだ後、同じ淡江大学国際観光管理学科(宜蘭)の葉劍木教授の研究室で観光学の基礎について学びます。その上で、九份や台南等、観光客が多く訪れる場所をフィールドワークで訪れ、観光立国・台湾の取り組みについて学ぶ予定です。
田中実里さん
私は8月下旬から1ヶ月半、台湾の淡江大学へ留学します。淡江大学で台湾の観光学を学んだことを活かし、島根県を巡る観光モデルルートの作成に取り組みます。現在、島根県を訪れる外国人観光客の中で一番多いのは台湾人です。彼らのニーズを把握し、モデルルートに反映させることで、さらにインバウンドを呼び込めると考えています。この留学を通して観光立国・台湾で興味のある観光学について学び、将来島根県を活性化させたいです。