2016.03.25
3月12日(土)、呉高専(広島県呉市)で国際理解ワークショップ「アジアDAY」が開催され、宇部高専からマレーシア留学生2名を含めた本科生8名が参加しました。
「アジアDAY」は、中国地区高専の留学生、日本人学生がともに参加することで、異文化の理解、特にアジア諸国の文化への理解を深めることを目的としています。
イベントの初めは、アイスブレーキングとして、パズルになっているアジアの地図にそれぞれの国旗の色を塗りました。
パズルに色を塗る学生
その後、今回の主な活動である「フェアトレード」について学びました。JICAの職員をお招きし、カカオの生産者と購入業者に分かれてロールプレイングをすることで、「フェアトレード」の理解を深めました。
続いて、各高専の留学生が国ごとにブースを設け、参加者がそのブースを回りました。ベトナム、カンボジア、マレーシア、そしてJICAの4つのブースがあり、ベトナムコーヒーの試飲や、カンボジアに関するゲーム、マレーシアの遊びなどを行いました。
ブースで話を聞く学生
最後に、留学生に日本の文化を体験してもらうために、食品サンプル作りをしました。グループごとに役割分担を決め協力して作ることで、完成度の高いものを作ることができました。
食品サンプルと留学生
留学生だけでなく、他高専の学生とも交流でき、とても充実した一日となりました。
参加者で記念写真
参加した尾﨑涼平君(経営情報学科4年)のコメント
今まで他高専と関わる機会が無く、参加するまで非常にわくわくしていました。いざ始まると、地図作りやJICA職員のお話、各国のブース、食品サンプル作りなど、どれも楽しくあっという間に時間が過ぎました。 ベトナムコーヒーは、普段飲んでいるものとは違う苦みがあり、また違った良さがありました。カンボジアとマレーシアのブースの遊びもとても楽しく、特に、マレーシアの遊びは日本にも同じような遊びがあることを知り驚きました。