2025.05.13
令和7年3月26日(水)、自主活動グループ電気工学科E-Projectに参加するメンバー(電気工学科5年の内田さん、4年の金澤さん、3年の渡邉さん、2年の網屋さん、大塚さん)とシーパートナーズ(電気工学科4年の大下さん、2年の菅能さん)が、小中学生向けの工作教室「海岸のマイクロプラスチックごみについて考えよう」を実施しました。

工作教室の様子①
今回の工作教室は、前回の「ライントレーサー」に続き、「環境保全」×「電気工学」を複合させて両者の理解を深めてもらいました。令和5年度に竣工した起業家工房にて、小中学生と保護者合わせて11名が参加しました。教室ではマイクロプラスチックゴミに関する講義のあとに、ウミガメを模したマイクロプラスチック回収ロボット操作の体験と、回収したマイクロプラスチックを使ったアクセサリー作りに挑戦いただきました。
![]() 工作教室の様子② | ![]() 工作教室の様子③ |
参加した小中学生からは「海をきれいにしてほしい。ウミガメロボットを動かしたり、アクセサリーを作ったりするのが楽しかった。3Dプリンターに興味を持ちました。」、保護者からも「海に必要のないマイクロプラスチックを使ってアクセサリーを作るというアイデアがとても良かったです。」など多数のコメントが寄せられました。
本活動は、自主活動グループ電気工学科E-Projectの活動の一環で、学生のスキルアップとともに、学外に対して宇部高専や電気工学科、電気工学に興味を持ってもらうことを目的としています。
主催した学生のコメント
大下 泰雅さん(電気工学科4年)
今回の工作教室では、マイクロプラスチックを活用したアクセサリーづくりや、ウミガメ型ロボットの試運転といった体験を通じて、マイクロプラスチック問題とものづくりの両面に触れていただきました。参加者の皆さんが、個性豊かな作品を完成させたり、ロボットをとても楽しそうに操縦している姿が印象的でした。この教室をきっかけに、マイクロプラスチック問題への関心や、ものづくりへの興味を深めてもらえたら嬉しいです。
菅能 愛子さん(電気工学科2年)
工作教室を通じて、小中学生にマイクロプラスチックの問題と私たちの活動を知ってもらうことができました。ウミガメ型ロボットを実際に動かしたり、マイクロプラスチックを使った工作を楽しんでもらいました。参加してくださった方々に楽しみながら活動してもらえて嬉しかったです。今後も海洋プラスチックゴミや地球環境保全について多くの人に知ってもらい、問題解決に向けてさらに活動を頑張ります。
自主活動グループ電気工学科E-Projectとは
電気工学科E-Projectは、電気工学科の女子学生による自主活動グループP.E.girlsを発展させ、男女が共同し、学内外の電気工学科や電気工学への理解を深めるための活動を行うことを目的として、今年度も継続して活動しています。今年度は、電気工学科の学生約97名が参加して、各自が興味を持つテーマに沿って様々な活動に主体的に取り組んでいます。令和6年度宇部高専自主活動奨励事業にも採択されており、本活動を通じて、専門知識のみならず社会で求められるコンピテンシーを向上させ、学生自身のスキルアップを図ることを目指しています。
起業家工房とは
令和5年度に高等専門学校スタートアップ教育環境設備事業の一環として竣工した施設です。施設内には、グループミーティングスペースや3Dプリンターが設置され、起業に関する取り組みの場として活用されています。
起業家工房オープニングセレモニー開催、令和5年度第3回宇部高専テクノカフェで学生が取り組み発表しました | TOPICS | 独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校
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