独立行政法人国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校

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「第3回 全国海の再生・ブルーインフラ賞 みなと総研賞」を受賞しました

NEWS

2026.02.24

2026年2月24日

独立行政法人 国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校


「第3回 全国海の再生・ブルーインフラ賞 みなと総研賞」を受賞
~岩国市神東地先におけるリサイクル資材を活用した藻場・生態系の創出活動~

宇部高専は、神代漁業協同組合(山口県岩国市、以下、神代漁協)、岩国市およびJFEスチール株式会社(以下、JFEスチール)が共同で実施している「岩国市神東地先におけるリサイクル資材を活用した藻場・生態系の創出活動」が、一般社団法人 みなと総合研究財団主催の「第3回 全国海の再生・ブルーインフラ賞」*1の「みなと総研賞」を受賞しました。授賞式は、2月20日に広島港クルーズターミナル(広島県広島市)にて執り行われました。

本プロジェクト実の施場所は山口県岩国市神東地先であり、2013年~2018年にリサイクル資材である鉄鋼スラグ製品を用いて約3.4ヘクタールの海藻藻場生育基盤造成を行いました。


受賞者名

岩国市神東地先リサイクル資材活用藻場創出プロジェクト (神代漁業協同組合/岩国市/宇部工業高等専門学校/JFEスチール株式会社)

プロジェクト概要

・プロジェクト実施場所は山口県岩国市神東地先であり、2013年~2018年にリサイクル資材である鉄鋼スラグ製品を用いて約3.4ヘクタールの岩礁性藻場生育基盤の造成を行いました。
・創出した海藻藻場の岸側の海域は、静穏度が高まることによる海草生育環境条件の向上により、海草藻場の範囲が拡大しました。

プロジェクトの特徴

・藻場の形成によって有用魚類が集まってくることで、水産資源回復に寄与しました。
・海藻および海草藻場の創出・拡大によって、CO2吸収量が6年間で81.4tonと算定され、「Jブルークレジット」*2として認証されました。
・「Jブルークレジット」で得られた資金は、生物のモニタリング調査やメンテナンス費用、さらなる岩礁性藻場生育基盤の造成に使用されます。
・「自然共生サイト」*4登録時に策定した持続可能な生物多様性の保全計画を遂行しています。
・市民の環境啓発や青少年への教育の場として活用しています。
・プロジェクト実施場所において、リサイクル資材を用いた海藻・海草藻場の更なる創出が期待できます。

(*1)一般社団法人 みなと総合研究財団主催、国土交通省後援の「全国海の再生・ブルーインフラ賞」は2023年(令和5年)に、我が国の経済・文化の中心である港湾の貴重な海辺空間がより豊かに次世代に引き継がれること、また、カーボンニュートラルへの貢献を目的としたブル-インフラの拡大に寄与することを目的として創設されました。
我が国の海辺空間の環境再生、普及啓発、青少年の育成のほか、ブルーインフラ(藻場・干潟等及び生物共生型港湾構造物)の保全・再生・創出に取り組み、海辺の環境改善、地域社会の活性化、カーボンニュートラル等に貢献する活動の実績と成果がある者(市民団体や民間団体等)に対して授与されます。
https://www.wave.or.jp/doc/blueinfra.html 外部リンク

(*2)「ジャパンブルーエコノミー技術研究組合*3が発行・販売しているブルーカーボン・クレジット」です。
https://www.blueeconomy.Jp/credit/ 外部リンク

(*3)「海洋の保全、再生、そして活用などブルーエコノミー事業の活性化を図ることを目的とした技術(方法論)の研究開発を、異なる分野と立場の研究者、技術者、実務家らが密に連携して実施する」ことを目的に設立されました。略称「JBE」。
https://www.blueeconomy.Jp/ 外部リンク

(*4)「自然共生サイト」は、環境省が目標とする30by30(2030年までに、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標)の達成に向けた施策の一環で、民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域を認定するものです。
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/ 外部リンク

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